20代、30代にメッセージは届くのか、昨年12月以来となる区長コメントで「感染者激増」への警鐘を鳴らしています。
横浜市港北区(大豆戸町)では、新型コロナウイルス感染者数が、先週(2021年)7月23日時点で累計3000人を超え、直近の7月16日からの1週間で135人にまで増加したことを受け、鵜澤(うざわ)聡明区長がコメントを発表。
昨年(2020年)12月の「いわゆる第3波のピーク時を超える増加数で、今後更に増加していくことが懸念される危機的な状況」であるとし、感染予防対策の徹底や、不要不急の外出や帰省、旅行、そして会食などの「感染リスクが高まる行動」の自粛を訴えます。
区の関係者によると、コロナ患者の対応を行う同区役所と同じ港北区総合庁舎内にある港北福祉保健センターでは、その対応において「逼迫(ひっぱく)」した状況になっているといい、「特に、これまである程度は防げてきた家庭内での感染拡大事例が目立っています」と、これまでの隔離などの対策では防ぎにくい“感染力の強さ”を感じているといいます。
鵜澤区長は、「20代、30代の感染が激増中です。まさに“危機的な状況”、度重なる外出自粛に疲れがでてきているとは思いますが、ここが頑張りどころです。今こそ、心を一つに、大切な人を守りましょう」と、あと“ひと踏ん張り”の感染症対策の徹底を広く呼び掛けています。
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・<神奈川県>きょう8/2(月)から「緊急事態宣言」、横浜や川崎で感染激増(新横浜新聞~しんよこ新聞より、2021年8月2日)※リンク追記
・港北区は市内最多「135人」、1月以来の激増で累計3000人超に(7月22日時点)(2021年7月23日)
・<感染者激増>港北区で週間120人超、累計843人、区長が異例のコメントも(12/24分)(2020年12月25日)
【参考リンク】
・区民の皆様,事業者の皆様,医療関係者の皆様へ(横浜市港北区のサイト)