今も続く日吉・綱島の保育所不足、2025年度は日吉本町6と綱島東3に新設 | 横浜日吉新聞

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来年(2025年)4月は日吉本町6丁目と綱島東3丁目に認可保育所が新設されます。

横浜市こども青少年局は来年度(2025年4月~2026年3月)に新設する「認可保育所」の計画を公表し、港北区内では駒林小学校から徒歩5分ほどの日吉本町6丁目と、綱島東二丁目公園に近い綱島東3丁目の2カ所で民間事業者による新たな認可園が設けられる予定です。

今回公表されたのは今月(2024年)4月12日時点での計画となっており、今後変更となる場合や、さらに別の場所で新設される場合もあるとのこと。

日吉本町6丁目では「西量寺」に近い住宅地に新設が予定されている(4月17日)

日吉本町6丁目の計画は、新吉田東7丁目や師岡町、日吉本町4丁目など横浜市内で多数の認可保育所を展開するヒューマンスターチャイルド株式会社(神奈川区鶴屋町3)によるもので、地下鉄グリーンラインの日吉本町駅から徒歩7分ほどの駐車場跡地に定員60人規模の「スターチャイルド・日吉本町駅前ナーサリー(仮称)」を新設。

綱島東3丁目では東2丁目との境界に近い場所に新設を予定(4月15日)

綱島東3丁目は、医療・介護事業に加え元住吉や江田など首都圏で「ミアヘルサ保育園」を展開するミアヘルサ株式会社(東京都新宿区)による計画で、新田堀バス停から徒歩2分の綱島SST(サスティナブル・スマートタウン)寄りの一般住宅・駐車場跡地を使い、定員50人規模の「ミアヘルサ保育園ひびき綱島(仮称)」を新たに設けます。

港北区内では、今年度(2024年4月)に日吉本町4丁目(定員50人)と箕輪町2丁目(同70人)、綱島東1丁目(同60人)で認可保育所が新設されており、日吉本町1丁目では「横浜保育室」から認可保育所への移行(同50人)も行われました。

日吉・綱島エリアなどの認可保育所の一覧と2024年5月入所の延べ待ち人数、1人が複数の希望を出せるので延べ人数となっているが、箕輪町を含む日吉駅の周辺や綱島東の保育所で1歳児の待ち人数が多くなっている(港北区の「令和6年度保育所等5月入所延べ待ち人数」より)

横浜市内でも保育ニーズが特に高い日吉・綱島には、4月1日時点で計53の認可保育所に加え、0・1・2歳児を専門とする「小規模保育事業(小規模保育所)」も19施設ありますが、1歳児を中心に延べ待ち人数が2ケタに達している施設が今も目立ちます。

認可保育所が不足する「重点整備地域」には、現時点で「箕輪町1~3丁目、日吉本町1丁目、日吉1~4丁目」が選ばれており、来年度の新設園がさらに増える可能性もあります。

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【参考リンク】

令和7年4月に開所予定の保育所等について(横浜市こども青少年局、2024年4月12日)

港北区「保育所情報」(申請や空き・待ち情報など)


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