飲食店の配達サービス「ウーバーイーツ」、日吉・綱島・高田の全域から利用可能に | 横浜日吉新聞

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飲食店の料理を自宅などへ配達する米Uber(ウーバー)のサービス「ウーバーイーツ(UberEATS)」は、先月(8月)24日ごろから日吉や綱島、高田の全域から利用できるように対応エリアが拡大されています。

ウーバーイーツ(UberEATS)の配達員は自転車やバイクを使って配達する人が多い(日吉駅前で2018年5月撮影)

今年(2018年)5月に川崎市中原区や一部の日吉エリアでサービスを始めていたウーバーイーツは、タクシー相乗りアプリで知られる米国企業による飲食物の配達サービス

日本では2016年9月から東京都内中心部で始め、昨年(2017年)11月には横浜中心部と港北区南部の一部がエリアに加えられています。

配達は飲食店とは直接的な雇用関係のない配達員が勤め、近くの飲食店からスマートフォンに連絡が来れば店まで商品を取りに行って注文者へ配達し、1件あたり500円から1000円程度の報酬を得るというシステム。

ウーバーイーツのアプリでは配達員の位置が確認でき、ある程度の到着予定時刻が表示される

利用者は配達エリア内にある自宅や事務所だけでなく、駐車場や駅といった場所でも商品の受け取りが可能で、注文から受け取りまではスマートフォンのアプリで、配達状況や配達員のプロフィールなどが分かるようになっています。

今年5月に日吉エリアでサービスを開始した際は、日吉にある5~6軒の飲食店が参加しているほかは、多くが元住吉や武蔵小杉の店でしたが、エリア拡大にともない、日吉の店が増え、綱島や大倉山などからも参加が目立ってきました

配達が可能な店舗は、配達する場所や時間帯、曜日などによって異なり、実店舗が多忙な際は配達を受け付けていないこともあります。

また、商品受け取りまでの時間と対応可能店は配達先からの距離によっても変わり、たとえば、日吉と綱島では、日吉では元住吉や幸区の店の配達時間が短かったり、綱島では大倉山方面にある店からの配達を可能としていたり、高田ではバスが通じる武蔵新城の店も見られました。

【参考画像】9月4日(火)12時50分から13時までの間に各エリアの住所を打ち込んだ結果、上部に現れた対応店舗。エリアごとに店舗や配達時間が若干異なっている

提供している料理内容も各店によって異なっており、多くの店が配達用の特別メニューとして、店舗より割高となっているケースが目立ちます。

なお、通常は1件あたり380円の配達料金が必要ですが、今回新たにエリアに加わった下田町や綱島東、綱島西、高田東、高田西などへ配達する場合は、今月30日まで配達料を無料とするキャンペーンも行われています。無料対象かどうかは、専用アプリ内で確認が必要です。

【関連記事】

日吉でも静かに始まっていた、世界的な飲食配達サービス「ウーバーイーツ」(2018年5月25日、仕組みの詳細や注文体験レポートも)

【参考リンク】

ウーバーイーツ(UberEATS)※上部に配達先の住所を入れると注文対応店舗が出てくる

Uber Eatsの仕組み(Uber Eats日本語サイト)


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