日吉駅付近でも開始、“ウーバー”的な北欧発「ウォルト(Wolt)」が進出 | 横浜日吉新聞

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新たに“ウーバーイーツ”的な飲食店宅配サービスが始まります。北欧発の「ウォルト(Wolt)」が武蔵小杉や元住吉などの川崎市中原区へ進出することにともない、日吉駅周辺の一部エリアでも今月(2021年)3月19日(金)からサービスが始まります。運営会社によると、日吉周辺の飲食店も参加しているといいます。

飲食店の配達サービス「ウォルト(Wolt)」は2020年から日本へ進出(同社公式サイトより)

ウォルトは北欧フィンランドの首都・ヘルシンキで2014年に始まった宅配サービスで、日本では昨年2020年3月に広島市で開始し、同年10月には渋谷へも進出するなど、日本での8都道府県10都市を含め、世界23カ国の140以上の都市で事業を展開。

米国で始まり、日本でもおなじみとなった「ウーバーイーツ(UberEATS)」と似た海外発の宅配サービスですが、日本での運営会社Wolt Japan株式会社(東京都渋谷区)は、「ウォルトではチャットなどでの顧客サポート体制を確立し、配達料は1回99円からと低廉に抑えているのが特徴です。地域の人気店を集め、毎日安心して使えるサービスを目指していく」と説明します。

ウォルトの「配達パートナー」のイメージ(Wolt Japan提供)

配達を担当する「パートナー」は、説明会への参加や適性テストの受験を義務付け、ユニフォームを貸与するなど、「幸せの国・フィンランドならではの『温かみのあるおもてなし』を取り入れながら『質の高い顧客体験の提供』を追求しています」(同社)とのこと。

今回、中原区の武蔵小杉や武蔵中原、元住吉などでのサービス開始にあたっては、「先に横浜市内へ進出することも検討したが、都心への近さもあってまずは川崎市からになった」(同)といい、3月19日時点で日吉駅付近の一部をエリアに加え、日吉付近の飲食店も含め周辺の80店超の配達メニューに対応するといいます。

3月19日(金)から武蔵小杉を中心とした川崎市中原区でサービスを開始し、日吉駅周辺もエリアに入っている(Wolt Japanのニュースリリースより)

配達時間は10時から23時で、金・土曜日は24時まで対応。配達料金は店舗から1.5キロ以内が1回99円で、2.5キロ以内は1回199円、4キロ以内が299円となっています。

運営会社によると、近日中に横浜市内などへ対応エリアを広げていくとのことです。

【関連記事】

日吉でも静かに始まっていた、世界的な飲食配達サービス「ウーバーイーツ」(2018年5月25日、この時も川崎エリアの一部として日吉が入り、その後に拡大)

【参考リンク】

ウォルト(Wolt)の公式サイト(川崎市中原区や日吉駅付近では3月19日から開始)


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