【法人サポーター会員による提供記事です】日吉の老舗店グループが、インターネットを活用した宅配飲食サービスに挑戦します。
日吉駅前で和食店やそば店など4店舗を展開する「たつ吉グループ」(日吉本町1、有限会社河合商事)は、飲食店の料理を自宅などへ配達する米Uber(ウーバー)のサービス「ウーバーイーツ(UberEATS)」に初参入。
日吉駅西口バスロータリー至近の「そば処たつ吉」(日吉本町1)が、15種類のメニューをウーバーイーツでの宅配専門に新たに考案、きのう(2019年)9月26日から配達を開始しました。
同グループがウーバーイーツへの参画を検討しはじめたのは、今年春頃から。「お店の味を、まだ来店されていない人々にも知ってもらい、おいしいと言ってもらえたら」と、綱島出身で新吉田在住のそば職人・高橋庸輔(ようすけ)さんは、今回のメニュー開発に賭けた想いを語ります。
「宅配でおいしいと感じてもらえた方に来店いただけたら嬉しい。新たな出会いを励みに、新しいことを日々吸収し、精進していけたら」と、秋田県出身の店長・鶴田良和さんも、店の味を広めていくためにもこの事業を成功させたいと意気込みます。
同店の最大の“売り”となるそばについては、「(一般の)そばは、どうしても配達時間内で、店頭で提供しているような味わいを提供するのが難しい」(高橋さん)ことから、約1分間茹でればおいしく食べられるという、自家打ち・細切りの「生そば」(2人前・1400円、価格はすべてウーバーイーツでの設定・税込)の状態で提供する予定です。
また、昨年(2018年)11月にオープンした同グループの極太そば専門店「半分、たつ吉。」(日吉本町1)で提供している、同店オリジナルの「極太そば」は、“味わいをそのまま提供しやすい”ことから、ねぎやのり、挙げ玉が乗った「極太つけそば」(980円)と、ラー油入り(抜くことも可)のそばつゆで味わう「極太肉つけそば」(1100円)の2種類を新たにメニュー化しています。
そば店ならではの出汁(だし)の味わいを活かしたという丼メニューも全7種類用意しており、「かつ丼」(1200円)、「天丼」(1400円)や「親子丼」(1100円)といった定番から、玉子とじでコクを出したという「エビ玉丼」(1100円)、季節の野菜を7品盛り込んだという「野菜天丼」(1100円)といったアレンジ丼も。
特に、職人・スタッフのまかない飯として人気だという、「豚キムチ丼」(1100円)も宅配限定で初めてメニュー化したとのことで、「一度食べたらクセになる味で、ピリッと辛いキムチが、そば店ならではのつゆと絡まる豚とのハーモニーをお楽しみいただけるかと思います」と、同店を経営する2代目女将の島名貴子さん(同社社長)も、その味わいをより広く知ってもらいたいとの想いを語ります。
そのほか、「鶏の唐揚げとアジフライ弁当」(1200円)、「天ぷら盛り合わせ」(1480円)や、「鶏の唐揚げ」(880円)、店頭でも人気だという鶏なんこつ、イカゲソ、たこ唐揚げの3種類を盛り合わせた「揚げ物3点セット」(1080円)など、パーティーの場やお酒のつまみにも最適だという一品料理も4メニュー用意しています。
同店では、「ウーバーイーツで、家庭や職場でも、よりたつ吉グループのメニューに親しんでもらえたら」と、同宅配サービスの多くの利用を呼び掛けています。
なお、ウーバーイーツのサービスは、昨年8月から日吉や綱島、高田の全域から利用できるように対応エリアが拡大しており、通常は1宅配あたり390円の配達料金がかかるシステムとなっています。
また、すべての決済はクレジットカードによってあらかじめ行われるため、配達員との現金のやり取りはありません。
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・日吉の和食店「たつ吉」が四半世紀ぶり新店、日本そばの新ジャンル“極太蕎麦”とは(2018年12月10日)
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・飲食店の配達サービス「ウーバーイーツ」、日吉・綱島・高田の全域から利用可能に(2018年9月5日、その後、港北区全域に配達エリアを拡大)
・日吉でも静かに始まっていた、世界的な飲食配達サービス「ウーバーイーツ」(2018年5月25日、仕組みの詳細や注文体験レポートも)
【参考リンク】
・そば処たつ吉(たつ吉グループのサイト)
・極太蕎麦「半分、たつ吉。」(同)
(法人サポーター会員:たつ吉グループ~有限会社河合商事 提供)