子どもの発達やかかわり方を一緒に考えたい、初のIT活用アンケートに回答を

横浜日吉新聞

子どもの発達が気になったり、子どもとのかかわりかたに悩んだりしたときには相談を――港北区の子育て支援を行う機関ネットワークが、初のインターネットを利用したアンケートの実施に挑戦しています。

「港北区地域自立支援協議会」児童部会が初めて行うインターネット経由のアンケート募集案内チラシ(同部会提供)

「港北区地域自立支援協議会」児童部会が初めて行うインターネット経由のアンケート募集案内チラシ(同部会提供)

障害のある方が地域で安心して暮らしていけるように、支援の情報を共有し、課題の解決に向けて話し合う、横浜市港北区内の支援機関ネットワーク「港北区地域自立支援協議会」(事務局:港北区福祉保健センター=大豆戸町ほか)の児童部会では、初となるオンラインを活用した保護者向けアンケートを企画実施。

来月(2021年)4月30日(金)17時まで、インターネット経由または紙でのアンケートの回答を呼び掛けています。

障害者地域活動ホームや養護学校・特別支援学校、子育て施設や児童相談所、放課後等デイサービスなど区内の40を超える組織・団体・学校などが参加している児童部会では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、例年では集合形式で行う情報交換のための会合や勉強会といった行事・イベントなどを開催できない状況が続いてきました。

特に、相談したくても相談相手を見つけにくい子どもの障害や発達が気になるといった人に対して「ぜひ、アンケートにお答えいただき、相談相手がいなくて困っている、どこに行ったらいいのか、といった、特に新型コロナ禍で深まる悩みや、なかなか言いにくい相談ごとなどもお寄せいただければ」と熱く語るのは、区福祉保健センターこども家庭支援課で同部会の事務局を務める秋山美帆さん

「港北区地域自立支援協議会」児童部会アンケート募集の案内チラシ裏面。同部会の活動内容や参画している関係機関を紹介している(同部会提供)

「港北区地域自立支援協議会」児童部会アンケート募集の案内チラシ裏面。同部会の活動内容や参画している関係機関を紹介している(同部会提供)

隣接する都筑区の同協議会でもインターネットを活用したアンケートを実施したところ、多くの反響を集めたことも実施の一因となったといいます。

同部会長を今年度(2020年度)から務める、こどもサポート教室「きらり」高田校(高田東4)の疋田(ひきた)友和さんは、「子どもの発育について、できるだけ早い段階で相談してもらえれば、問題をより解決しやすくなるのではと日々感じています。困り事があれば伝えてもらい、一緒に考え、地域ぐるみで支え合っていくことができれば」と、多くのアンケートの回答により、同部会の運営をより良くしていきたいとの想いを語ります。

インターネット上と紙で用意されたアンケートには、1から10までの設問が設定されており、「その他」や最後の自由記入欄には文言も入力できるようになっています。

アンケートの結果は、7月頃にホームページで公開する予定とのことで、「来年度(2021年度)以降の活動に役立てるためにも、多く皆様の回答をお待ちしています」と、秋山さん、疋田さんは、より多くのアクセスによるアンケートの回答を呼び掛けています。

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【参考リンク】

港北区地域自立支援協議会公式サイト

港北区地域自立支援協議会 児童部会 保護者アンケート(Googleフォーム)※紙のアンケート入手については問合せ要


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