冬の風物詩「港北駅伝」が3年ぶり開催、発祥の地・綱島連合チームが2連覇

横浜日吉新聞

横浜市港北区の冬の風物詩「駅伝大会」3年ぶりに復活、疾走するランナーや応援する人々の姿で新横浜公園に活気がみなぎります。

3年ぶりとなる「港北駅伝大会」が日産フィールド小机を発着地点に新横浜公園を周回するコースで開催された(1月9日)

3年ぶりとなる「港北駅伝大会」が日産フィールド小机を発着地点に新横浜公園を周回するコースで開催された(1月9日)

先週(2023年)1月9日(月・祝)に日産フィールド小机(小机町)を発着地点とし、新横浜公園を周回するコースで開催された「港北駅伝大会」(同実行委員会主催、関澤雅彦会長)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年と2021年は開催中止になっています。

今回は、感染症対策として開会式や閉会式を実施しない、募集チーム数に上限を設ける(結果として上限に至らず)、さらに2部制だったものを「3部制」で実施することで、密を避けるといった対策を講じ、“3年ぶり”におこなわれた大会を無事終了

9時からの「第1レース」スタート直前の“緊張”の時間。一般男子、高校男子、高校女子が同時にスタート

9時からの「第1レース」スタート直前の“緊張”の時間。一般男子、高校男子、高校女子が同時にスタート

参加は154チーム・925人となり、前回大会(230 チーム1349 人)よりそれぞれ大幅に減少したものの、協賛企業数は前回と同様22社となるなど、イベントの復活ムードも高まる中での開催となりました。

「港北駅伝」は、1951(昭和26)年に初開催されたという「綱島駅伝競走」に愛着を持っていた区民の声により、1986(同61)年に第1回大会(67チーム453人)が開催されたという歴史あるスポーツ大会。

スタンドからも声援が送られていた

スタンドからも声援が送られていた

2008(平成20)年に横浜開港150周年、港北区制70周年のプレイベントとして、会場を新横浜公園の周辺コースに変更するまでは、まさに「綱島」周辺の鶴見川沿いがメイン会場だったといいます。

今回の大会では、新型コロナ禍の影響を強く受けた中学校チームの出場減少が目立ち、港北区内の2連合町内会(篠原、新吉田)も欠場となりましたが、高校生のチーム数は前回を上回るなど、新たなイベント活性化に向けての息吹も。

3年ぶりの開催を祝うかのように澄みわたる青空の下、大会が行われた

3年ぶりの開催を祝うかのように澄みわたる青空の下、大会が行われた

大会を後援し運営を支える港北区役所地域振興課の岸本弘之課長は、「3年間、開催がなかったことで、自身も含め区役所のメンバーの多くが初めての挑戦となっています」と、まずは“開催”することが目的であったと語ります。

初トライならではの運営面での苦労を重ねつつ、雲一つない快晴の空の下、無事にその日を迎えられたことを喜びます。

大会支える「綱島ランニングクラブ」は180人が所属

大会の運営を支える小泉誠さん

大会の運営を支える小泉誠さん

「鶴見川沿いでの開催も、もちろん憶(おぼ)えています」と語るのは、綱島地区スポーツ推進委員連絡協議会会長で同大会実行委員(総務担当)の小泉誠さん

「綱島でも、スポーツフェスティバルを実施できたことが大きいと感じています」と、各地区のスポーツ推進委員が中心となり開催している「スポーツフェスティバル」や「健民祭」といった“運動会”行事が、駅伝の選手選抜につながるケースもあると語ります。

「新横浜公園」内を周回し走り抜ける

「新横浜公園」内を周回し走り抜ける

「連合町内会」の部で、「綱島連合Aチーム」が2020年開催に続き2連覇を達成できた背景について、小泉さんは、「年中活動をおこなっている綱島ランニングクラブ(TRC)のメンバーの活躍が大きいですね」と、2016(平成28)年4月に発足した綱島に拠点を置くTRCの存在の大きさについても言及します。

かつては「綱島」周辺の鶴見川沿いがメイン会場だった

かつては「綱島」周辺の鶴見川沿いがメイン会場だった

同クラブの代表で、綱島連合チーム監督、同地区スポーツ推進委員の古家彰一さんは、「楽しく走りたい幼稚園、小学生と中学生、高校生以上で活動していますが、現在、約180人が活動するクラブとなりました。順位を上げた日吉大曽根、そして樽町でもメンバーが出場・活躍し、大変嬉しく思っています」と、日頃からの活動成果か、多くメンバーが駅伝大会で活躍できたことを大いに喜びます。

3年ぶり大会に初挑戦の区役所職員はじめ運営サイドも奮闘していた

3年ぶり大会に初挑戦の区役所職員はじめ運営サイドも奮闘していた

「連合町内会」の部以外でも、一般の人でも参加できるこの大会では、一般男子(または男女混合)の場合は5人以上(一般女子などは6人以上)集まれば出場が可能となっています。

また出場者が、チームとして競うのみならず、自分自身の「個人成績」もわかることも“自己成長”につながるメリットとして、多くの人々に人気を博してきたという同大会。

大会を振り返る小泉さんと古家さん(右)。過去最高タイムで「綱島連合Aチーム」が優勝したことを喜んでいた(1月14日、綱島地区センター)

大会を振り返る小泉さんと古家さん(右)。過去最高タイムで「綱島連合Aチーム」が優勝したことを喜んでいた(1月14日、綱島地区センター)

「走ること」の楽しさや各チーム、個人の成果が“見える”大会が無事におこなわれたことにより、来年度(2023年度)以降の開催や、“地域ぐるみ”でのスポーツや陸上競技の普及促進につながることが期待できそうです。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

第38回 港北駅伝大会について(港北区地域振興課)※大会についての詳細や結果なども掲載

「第38回 港北駅伝」が行われました(日吉地区連合町内会)

『第38回 港北駅伝大会』大曽根選抜Zチーム5位入賞(ハートフル大曽根)

1/9(祝)港北駅伝「連合町内会の部」8位入賞!!(思いあいのまち樽町)

【第38回港北駅伝大会 新羽地区代表チームも参加 さわやかチームは12位、すこやかチーム16位】(「新羽町大好き」ブログ~FC2)

港北区スポーツ推進委員連絡協議会広報誌「活き生きスポ進」第57号(横浜市港北区)※PDFファイル、2ページ目に「港北駅伝大会ー強豪チームに聞く、強さの秘密」について掲載


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