人気すぎて見学先が足りない「港北オープンファクトリー」、協力企業を募集 | 横浜日吉新聞

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参加希望者が多すぎて見学できる工場が足りません。

港北区は来年(2024年)2月17日(土)に開く予定の工場見学イベント「港北オープンファクトリー」で、ものづくり現場の見学先となる協力企業の募集を来月(2023年)10月11日まで行っています。

港北オープンファクトリー時の工場見学イメージ(港北区の資料より)

港北オープンファクトリーは、製造業が多い港北区ならではの見学イベントとして2013(平成25)年にスタートし、新型コロナでの中断やオンライン開催を経て今年3月には4年ぶりに現地見学が復活。

見学希望者が年々増え続けていたなかで、11回目となった今年は286人の募集枠に対して希望者が1000人を超え、競争倍率が3.8倍にまで上昇しました。

そのため港北区では新たな工場見学先の開拓を強化しており、今年は専用のプレゼンテーション資料を作成し、企業向けにオンライン説明会も開くなど、区内のものづくり企業に広く協力を呼びかけています。

港北区では協力を呼びかけるためのプレゼンテーション資料も新たに作成した(同資料より)

協力企業は見学日に設定されている土曜日に出勤したり、見学コースや内容を考案したりなどの苦労がともなう一方、公開することによって社員のモチベーションが上がったり、地域での知名度が向上するといったメリットも聞かれます。

港北区では興味を持った区内企業からの個別相談(区政推進課045-540-2230)も受け付けているとのことです。

【関連記事】

・【前回開催時レポート】2023年「港北オープンファクトリー」に最多の応募、地域の工場に高い関心(2023年3月13日)

・【前回記事】ものづくりの魅力伝える「オープンファクトリー」、4年ぶり本格再開で企業募集(2022年9月7日)

【参考リンク】

「港北オープンファクトリー」への協力企業の募集について(港北区、2024年は2月17日に開催予定)


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