ものづくりの魅力伝える「オープンファクトリー」、4年ぶり本格再開で企業募集

横浜日吉新聞

長引く「コロナ禍」を乗り越えて、4年ぶりに公募での開催が行われることになりました。

横浜市港北区役所は、2013(平成25)年から地域住民とものづくり企業との相互理解を目的として実施しているイベント「第11回港北オープンファクトリー」を、来年(2023)年3月4日(土)と11 日(土)に開催することを公表。

港北区の製造業の事業所数は横浜市内で最多となっている(写真は過去開催時、ニュースリリース)

港北区の製造業の事業所数は横浜市内で最多となっている(写真は過去開催時、ニュースリリース)

工場見学が可能な港北区内の事業所を、今月9月22日(木)まで募集しています。

第7回目の2019(平成31)年までは毎年順調に開催されてきた同イベントですが、新型コロナウイルス禍が突然訪れた2020年3月開催予定の第8回は実施直前に中止が決定。

第9回(2021)年は「おうちオープンファクトリー」として動画配信によるオンライン形式での開催とし、第10回(2022年)は、エントリーがあった区内4つの小学校との中継によるオンライン形式での実施となり、いずれも参加企業の公募は行われていませんでした。

マスク着用や消毒といった新型コロナウイルス感染症対策を徹底し実施する予定(同)

マスク着用や消毒といった新型コロナウイルス感染症対策を徹底し実施する予定(同)

今年度から企画をおこなう同区区政推進課に着任した藤原一也さんは、「実に4年ぶりに、実際に工場を見学するスタイルで、参加者の公募もおこなう港北オープンファクトリーを復活できることになりました」と、まずは安心・安全にイベントを実施することを目的としたいと語ります。

特に2019年開催までは、見学希望者は右肩上がりで増加する傾向があったものの、事業所側には土曜日の対応となることや、一般への公開が難しい機密事項を持つ工場なども多く、2018(平成30年)開催時の14社が最多で、以降は10数社(2022年は8社)での実施となっています。

地域住民などの参加者や企業同士の交流機会としても好評を博してきた(同)

地域住民などの参加者や企業同士の交流機会としても好評を博してきた(同)

同イベントでは、参加企業のメリットとして、地域住民など参加者との交流を深める機会となるほか、参加企業同士の交流が生まれ、新たなビジネス機会の創出のきっかけとなること、自社の技術や製品をわかりやすく「見せる」ことを通じて、社員意識やモチベーションの向上を図る場として活用できることを挙げています。

工場見学については、10人から15人程度を対象に、開催日のいずれか1日で1回あたり約50分の回を2回前後実施することを想定、マスク着用や消毒など、各種感染症対策を徹底するとしています。

「工場見学の開催日時や回数などの詳細は、各社の希望を踏まえた調整の上で確定します。ぜひまずはご不明点があればお問い合わせください」と、多くの区内事業所からのエントリーを呼び掛けています。

)この記事は「横浜日吉新聞」と「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

工場公開をお願いできませんか?「オープンファクトリー」の参加企業を募集(新横浜新聞~しんよこ新聞、2019年7月29日)※過去の募集記事、開催主旨などについて記載している

港北区の伝統は“ものづくり”、製造業の事業所数は市内トップ、IT産業も1位(2017年12月2日)※2018年の調査結果でも、港北区内の製造業の事業所数は471カ所で市内トップ、市内事業所の20.2%を占めている

【参考リンク】

「港北オープンファクトリー」について~令和4年9月5日 参加企業の募集を開始しました(港北区区政推進課)※一般社団法人横浜北工業会の協力で企画開催、見学希望者の募集は12月頃を予定


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