鶴見川をZoomで学ぶ「連続講座」、生徒役ゲストや海外教授で盛り上げも | 横浜日吉新聞

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豪華ゲストや海外教授も登場し、初の「夜開催」となるZoomイベントを盛り上げます。

小机町にある地域防災施設「鶴見川流域センター」は、来月(2022年)7月6日(水)から11月まで(予定)の6回連続講座「鶴見川流域水マスタープラン~水マス学校」(リモート学習会)を企画開催。

6回連続講座「鶴見川流域水マスタープラン~水マス学校」(リモート学習会)の第1回となる7月6日(水)開催「鶴見川の秘密をさぐる」の案内チラシ(主催者提供)

6回連続講座「鶴見川流域水マスタープラン~水マス学校」(リモート学習会)の第1回となる7月6日(水)開催「鶴見川の秘密をさぐる」の案内チラシ(主催者提供)

初めて夜間(19時30分~21時30分)に開講する計画で、現在、第3回目までの受講者を募集しています。

第1回の7月6日(水)「鶴見川の秘密をさぐる」では、鶴見川流域水マスタープラン(水マス)全般を学べる「導入編」となっており、慶應義塾大学名誉教授岸由二さん国土交通省京浜河川事務所流域調整課長の金子陽輔さんが登壇、お笑い芸人のハンジロウ(旧名:しゃもじ)が生徒役としてゲスト出演する予定です。

夏休み時期となる7月29日(金)の第2回「地球温暖化豪雨時代にどうする鶴見川<洪水時水マネジメント>」の講座では、岸さんのほか、オーストラリア・クイーンズランド大学工学部教授の野北和宏さん東京工業リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論)の柳瀬博一さんが登壇し、洪水時の「水マネジメント」について理解を深めるための学びを共有する予定です。

「鶴見川流域センター」は小机町にある

「鶴見川流域センター」は小机町にある

夏の終わりに開講される第3回目の8月31日(水)開催「タマちゃん騒動から20年~鶴見川の水質のホント<平常時水マネジメント>」では、2002(平成14)年8月に多摩川に現れたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」騒動を振り返り、鶴見川の水質改善に大きな役割を果たした下水道の働きと鶴見川の生物多様性について理解を深めるとともに、今後の課題等について考える内容。

講師は岸さんのほか、「下水道広報プラットホームアドバイザー」NPO21世紀水倶楽部(東京都文京区)理事長の栗原秀人さん(元京浜工事事務所長)が務める予定です。

鶴見川流域には日産スタジアムや富士山も(5月29日、大倉山・大豆戸町付近)

鶴見川流域には日産スタジアムや富士山も(5月29日、大倉山・大豆戸町付近)

同センターでは、「今回は平日の夜間に開講することで、特に、日中忙しい働く世代の方々に多く受講いただきたいと企画しました。これまで参加したことがない皆様にも講座で楽しく学びながら、鶴見川流域の水マネジメントについてより深く知ってもらえれば」(担当者)と、初の夜開催となる各講座への参加を広く呼び掛けています。

なお、各回の募集定員は40人までZoom生中継でおこなう予定ですが、講座終了後の見逃し配信も予定しています。

第4回目以降の開講(9月、10月、11月頃予定)の日程はまだ未定となっていますが、企画準備を進めているとのことで、日程が確定次第、受講者を順次募集していくとのことです。

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【参考リンク】

(リモート学習会)水マス学校【 第1回 】鶴見川の秘密をさぐるの巻(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

申し込みフォーム(Zoom配信当日参加者 及び 見逃し配信希望者)(同・Googleフォーム)


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