港北区「ちょいより散歩」に110店舗、プレミアム付デジタル商品券も最多発行へ | 横浜日吉新聞

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商店街を盛り上げたいという“熱い想い”で参加店舗が110店舗に。30%のプレミアム商品券も過去2年間を上回る規模で発売されることになりました。

港北区と区内の商店会で組織する港北区商店街連合会(区商連=事務局:大倉山2、酒井誠会長)は、昨年(2022年)に引き続き、区内10の商店街から参加している店舗をめぐるスタンプラリー「ちょいより散歩」を、あす(2023年)10月18日(水)からスタート。

こうほくの商店街「ちょいより散歩」のリーフレット(表紙)。今年はこれまでにない柔らかい雰囲気を採用している(港北区提供)

こうほくの商店街「ちょいより散歩」のリーフレット(表紙)。今年はこれまでにない柔らかい雰囲気を採用している(港北区提供)

エントリーがあった加盟店舗で、1人1口1万円までの購入で1万3000円分の買い物ができる、スマートフォンで使用が可能な「電子商品券」としてのデジタル商品券も同日(12時)正午から限定3333口発売することになりました。()2023年10月19日追記:主催者より連絡があり、本日朝9時15分で完売したとのことです

今回のデジタル商品券は、2021年以降と同様にプレミアム率30%で販売(先着順、予定数に達し次第販売終了)。

限定3333口の過去最多口数の発売とあり注目を集めそう(広報よこはま港北区版10月号)

限定3333口の過去最多口数の発売とあり注目を集めそう(広報よこはま港北区版10月号)

初年度(2021年)は2000口、昨年(2022年)は2666口となっており、今年度は例年を上回る過去最多の口数での発売となっています。

利用期間は同日から来年(2024年)1月31日(水)まで。購入はスマートフォン(スマホ)を使ったクレジットカード決済のみとなっており、「紙」での販売はないとのこと。

参加(予定)店舗数は10月10日現在で92店舗となっています。

「ちょいより散歩」は32店舗増、期間も約2カ月間に

港北区で2015(平成27)年から開催されてきた商店街振興イベント「ちょいつまみウォーク」を源流に持つ「ちょいより散歩」イベント。

新型コロナ禍の影響から2020年よりスタンプラリー形式となりましたが、当初行っていたデジタルスタンプではなく、昨年から「紙」のスタンプに移行。

参加商店街の一覧と参加方法(「ちょいより散歩」のリーフレット、港北区提供)

参加商店街の一覧と参加方法(「ちょいより散歩」のリーフレット、港北区提供)

今年も、参加店舗や港北区役所、区内の地区センターなどで入手可能なリーフレットに印刷されている「紙」のスタンプカードに区内110店舗からスタンプを集めて郵送(料金不要)にて応募すると、抽選で景品が当たるしくみとなっています。

昨年よりも参加店舗数が32店舗増加、期間も昨年の24日間から約2カ月間(61日)という長めの設定になったことが大きな特色となっており、「商店街の各店舗を会長と歩くといった取り組みを行い、店舗を増やすことができました」と港北区の担当者も、これまでにない“洗練された”雰囲気を意識したかのデザインを採用したリーフレットを片手に、参加店が増えたことを喜びます。

参加店舗一覧とスタンプカード。綱島と日吉エリアの増加が目立つ(同)

参加店舗一覧とスタンプカード。綱島と日吉エリアの増加が目立つ(同)

スタンプ9個でA賞(家電製品やスポーツチームからの提供品、指定可)、6個でB賞(和菓子詰め合わせや食事券などのいずれか・指定不可)、3個でC賞(港北区ミズキーグッズ・指定不可)にそれぞれ応募可能(抽選で外れた場合は異なる賞品が当選する可能性有)となっています。

締め切り日(消印有効)は12月18日(月)まで。イベント期間中は「何度でも応募いただけます」(同担当者)とのこと。

これまでよりもゆっくり商店街をまわれる一方、商品の到着を“待ちわびる”時間は長くなりそうです。

 【関連記事】

・【前年記事】港北区内の商店街を巡る「ちょいより散歩」、2022年は紙のスタンプラリーで(2022年11月9日)

・【初年度の記事】30%のプレミアム付で利用者に響くか、商店街支援「デジタル商品券」販売開始へ(2021年10月28日)

綱島オータムフェスでハロウィン企画、スタンプラリーや写真コンテストも(2023年10月16日)※「ちょいより散歩」の開催スタート時期にあわせて企画した(主催者)とのこと

【参考リンク】

令和5年度「こうほくの商店街 ちょいより散歩」を開催します(港北区地域振興課)

港北区商店街連合会では、プレミアム付デジタル商品券を発売します(港北区商店街連合会)


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