医療関係者を応援「ブルーミズキー」キャンペーン、3/31(水)まで作品募集 | 横浜日吉新聞

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医療関係者を「青いミズキー」で応援します。横浜市港北区(大豆戸町、栗田るみ区長)は、新型コロナウイルス感染症の最前線にいる医療関係者の感謝の気持ちを表すカラー「青」にちなんだ「ブルーミズキーキャンペーン」を、先月(2021年)1月28日(木)から来月3月31日(水)まで行っています。

「ブルーミズキーキャンペーン」保育園での取り組みのようす(南日吉保育園、港北区提供)

「ブルーミズキーキャンペーン」保育園での取り組みのようす(南日吉保育園、港北区提供)

イギリスの国営医療サービス(国民保健サービス:NHS=National Health Service)のシンボルカラーが「ブルー」であることから、英国で始まり世界中に広まったといわれる「青」のカラーで医療関係者への感謝の想いをあわらす取り組み。

港北区でも、「ただ、区役所として一方的に感染症についての情報を発信するばかりでなく、地域に通い住まう皆さんとともに新型コロナウイルスについて考え、行動してもらえたら」(区政推進課の担当者)との想いで企画したという今回のイベント。

人権へ配慮した思いやる心を持つことや、自分達ができる感染対策などを改めて考えるきっかけをつくることも目的としている(港北区のサイトより)

人権へ配慮した思いやる心を持つことや、自分達ができる感染対策などを改めて考えるきっかけをつくることも目的としている(港北区のサイトより)

まずは区のサイト上にある、イラストやメッセージを自由に描ける「ブルーミズキー」のキャラクター画像やイラスト用紙をダウンロードします。

次に、その画像やイラストをアレンジしたり、メッセージを記載したりしたものの写真を撮って投稿フォームからエントリーすると、順次一部を区のサイト上にて公開するというものです。

募集するメッセージの内容は、自分自身ができる感染対策や、人権配慮の考え、医療従事者などへの応援といったもので、「今自分ができることのどのようなことでも結構です。医師や看護師などの医療従事者の方をはじめ、福祉・保育関係者感染のリスクの高い現場で働いている方、活動を縮小せざるを得ない状況にある方や、学校の先生や保護者などの身近な方を対象にしたメッセージなどもぜひお寄せください」(同)とのこと。

作品の応募エントリーには、投稿フォームの注意事項を必ず確認することが必要です。

「青いミズキー」を自由にアレンジしてエントリーすることができる(港北保育園、港北区提供)

「青いミズキー」を自由にアレンジしてエントリーすることができる(港北保育園、港北区提供)

すでに先月(2020年)12月から、横浜市立南日吉保育園(日吉本町4)、太尾保育園(大倉山4)、大曽根保育園(大曽根2)、菊名保育園(菊名3)、そして港北保育園(仲手原2)の5つの園がこのイベントの実施に向け事前に協力。

保育士や職員、園児たちが実際にメッセージ発信に取り組むことで、「新型コロナウイルスについてや、もし身近な人がかかってしまった場合にどうすればいいのか、といったことを子どもたちが考える良いきっかけになった」との反響もあったとのことで、さらなる地域の「輪」としてのメッセージ発信により、「思いやり」の心がより広がっていくようにと祈るばかりです。

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【参考リンク】

医療関係者応援企画「ブルーミズキーキャンペーン」(横浜市港北区のサイト)


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