新綱島駅に誕生する“芸術ホール”の開業日が決定。貸館予約は当初見込みより遅れることになりそうです。
港北区地域振興課は、東急新横浜線「新綱島駅」の再開発ビル「新綱島スクエアビル」の4・5階内に建設が進む港北区民文化センター「ミズキーホール」の開館日を来年(2024年)3月24日(日)に決定したことを発表。

「新綱島駅」の再開発ビル「新綱島スクエアビル」4・5階に3月24日オープン予定の港北区民文化センター「ミズキーホール」(中央)。地上29階・地下2階建てタワーマンション「ドレッセタワー新綱島」はすでに完成している(10月7日撮影)
9月1日には「公式ホームページ」をオープン、10月1日には「ホール・ギャラリー」や「音楽ルーム・練習室」の利用料金についても初公開しています。
来年3月24日(日)から3月31日(日)までは、「オープニングウィーク」として記念公演やイベントを開催、一般利用の開始は4月1日(月)を予定しているとのことです。
また、ホール(400人収容)の利用料金は、1日あたり(9時から22時)で5万1000円(平日、入場料など無料の場合)から10万500円(土日祝、有料の場合)と、昨年(2022年)8月のホール名決定時の「上限額」のままに設定。
ギャラリーは1日あたり2550円(無料の場合)と3850円(有料の場合)。
楽屋(1~4)はそれぞれ午前(9時から12時)、午後(13時から17時)、夜間(18時から22時)の3つの枠で900円~1100円まで(部屋により異なる)。
音楽ルームと練習室は、9時15分から12時15分まで、12時45分から14時45分まで、15時から17時まで、17時30分から19時30分まで、19時45分から21時45分までの5つの時間帯(2時間毎)、または全日での利用が可能となっています。
音楽ルームは4200円(平日12時45分~・15時~)から6000円(土日祝9時15分~)まで。
練習室は時間帯・部屋により700円から1500円までの利用料金となっています。
なお、貸館予約や抽選の開始は、導入する「横浜市市民利用施設予約システム」の切り替えが予定されていることから、当初計画していた「11月ごろ」から11月中旬以降にずれ込む見込み(区地域振興課)とのことです。
開館100日前を盛り上げるイベントも港北公会堂(大豆戸町)で12月9日(土)13時(開場12時30分)からと、翌10日(日)に開催することも発表されています。
12月9日(土)は新田中学校吹奏楽部など区内小中学生による吹奏楽や、樽町中学校演劇部を招いた演劇、同和太鼓部による和太鼓などの演奏や綱島をテーマとした動画、写真展示を計画しており、無料で入場できるとのこと。
12月10日(日)は恒例となった港北第九合唱団ほかの出演者によるベートーベン「交響曲第九番(第九)ニ短調」などの演奏を予定。
前売券・入場券ともに999円、前売券は綱島地区センター(電話:045-545-4578)で取り扱うとのことです。
オープン予定日、100日前イベントなどについての詳しい問い合わせは港北区地域振興課(電話045-540-2239)まで。
【関連記事】
・新綱島の「ミズキーホール」、指定管理者候補は神奈川新聞社・相鉄企業に(2023年1月30日)
・愛称は「ミズキーホール」、新綱島駅で2024年3月開館の区民文化センター(2022年8月29日)
【参考リンク】
・港北区民文化センター「ミズキーホール」公式サイト(指定管理者:港北結マネジメント~株式会社神奈川新聞社・相鉄企業株式会社)※2024年3月24日(日)開業予定
・アクセス(同)※東急新横浜線「新綱島駅」直結、東急東横線「綱島駅」徒歩約3分
・港北区における区民文化センターの整備について(港北区地域振興課)※整備の経緯や100日前イベントについてなど