2度の「三連休」の最後に待望の晴れ間。2つのイベント会場は多く人々でにぎわいました。
9月2回目の三連休の中日となる(2022年)9月24日(土)からきのう25日(日)まで開催された慶應義塾大学理工学部(日吉3、矢上キャンパス)の「第23回矢上祭」(同実行委員会主催、溝口大智実行委員長)。
初日の24日(土)は台風15号と台風から変わった温帯低気圧の影響も残っていたものの、2日目のきょう25日(日)は晴れやかな天候に恵まれ、屋外でのイベントやフィナーレを飾る約10分間の「花火」打ち上げも無事におこなわれ、日吉周辺の夜空を華やかに彩っていました。
綱島西5丁目にある横浜市立北綱島小学校(月橋準弥校長)での「北つな夏まつり」(綱島北部地区子ども会、パパ友の会主催、垣中祐二会長)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、当初予定していた7月16日の開催から延期に。
当初、9月24日(土)を想定しての準備を進めてきましたが、台風15号などの影響により、きのう25日(日)に順延していました。
記念すべき「第5回目」の開催となった今回は、これまでの「中庭」から校庭に会場を移して15時からプログラムをスタート。
市立北綱島特別支援学校(綱島西5、須藤明校長)の児童も参加してのイベントということもあり、今回は「ボッチャ体験会」を体育館で開催し、特別支援学校と同小学校の児童が競技を通じて交流するシーンも。
綱島西5丁目の住宅街一帯をエリアとする綱島本町自治会(山根英洋会長)や綱島西4丁目の吉田橋から峰大橋に近い一帯をエリアとする新吉会(遠藤茂喜会長)、きたつな学童クラブ(高田東1)や港北消防団なども協力しての祭りの運営や、紅白幕で鮮やかに彩られたステージでの演奏やダンスなどの披露にも多くの拍手が寄せられていました。
「『北つな夏まつり』が終わるまで、北つなの夏は終わりません」とのキャッチフレーズのごとくに、少し汗ばむ暑さも感じる気候のなか、子どもたちのみならず大人たちも、3年ぶりに開催された祭りの時間を心から楽しんでいるかのようでした。
オミクロン株による感染者の急増を受けての神奈川県による「かながわBA.5(ビーエーファイブ)対策強化宣言」も、延長した9月末から前倒しの25日で終了することになり、秋に向けてのイベントも多く再開していくことが予想されます。
まずは無事に活動を再開していくために、プロセスとしての地域周辺での合意の形成はもちろん、「感染症対策」についての話し合いや具体的な予防策を講じての、より新しい形でのイベント開催が求められるようになっているともいえそうです。
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