慶應・矢上祭が4年ぶりに“リアル”開催、入場対象を限定・事前予約制で | 横浜日吉新聞

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慶應矢上キャンパスの祭典「矢上祭」が、4年ぶりにリアル開催されることになりました。

慶應矢上キャンパスの祭典「矢上祭」が入場対象を限定した事前申込制で4年ぶりにリアル開催されることになった(2018年10月6日、第19回開催時)

慶應矢上キャンパスの祭典「矢上祭」が入場対象を限定した事前申込制で4年ぶりにリアル開催されることになった(2018年10月6日、第19回開催時)

今週末(2022年)9月24日(土)の12時から18時まで(一部企画は19時)と、25日(日)の12時から19時10分まで、慶應義塾大学理工学部(日吉3、矢上キャンパス)で「第23回矢上祭」がおこなわれます。

コロナ前の第20回(20周年)の記念すべき開催を予定していた2019年は台風19号の影響を受け開催中止に。

翌21回(2020年)と22回(2021年)の開催時は、新型コロナウイルス感染症の影響により、動画配信サイト「YouTube」での配信による「完全オンライン型文化祭」として各1日のみ実施するという内容となっていました。

9月24日(土)と25日(日)に、慶應義塾大学矢上キャンパスで開催される「第23回矢上祭」のポスター(同祭実行委員会提供)

9月24日(土)と25日(日)に、慶應義塾大学矢上キャンパスで開催される「第23回矢上祭」のポスター(同祭実行委員会提供)

今年度の矢上祭実行委員会溝口大智実行委員長は、「今年の矢上祭は非常に嬉しいことに4年ぶりの対面開催となります」と、その喜びを語る一方、対面開催を経験した委員がいないことについても言及。

「自分たちで矢上祭の企画運営内容を今一度考え直し、生まれ変わった最高の矢上祭を作り上げたいという願いを込めてつけられたテーマです」と、開催テーマを「Reborn(リボーン)」(=生まれ変わる意)と名付けた理由について説明します。

新型コロナ対策のため、入場対象のみ限定・事前申込制(※25日分は既に終了、24日分も終了とのこと=9月20日23時40分追記)での開催となるといい、慶應義塾(一貫校含む)の在学生(塾生)・同大学教職員とその家族(一貫校を含む)、塾員(卒業生)のほか、横浜市港北区・横浜市鶴見区・川崎市幸区・川崎市中原区エリアに在住している人が申込可能となっています。

恒例のステージも大きな楽しみの一つ(第19回開催時)

恒例のステージも大きな楽しみの一つ(第19回開催時)

入場チケットは1人3枚まで申し込みが可能となりますが、小学生以下の子どもの入場には保護者の同伴が必須。

大人1人と一緒に入場できる子どもは2人まで。子どもの入場の際も入場チケットが必要になるとのことです。

内容については、「科学実験を体験できる科学館や理工学部の研究室をご紹介する研究室ツアーなど、矢上祭だからこそできる理工学部ならではの企画を多数ご用意しております」と溝口実行委員長。

グラウンドでは子ども向け企画も。最終日(25日)の18時50分からは恒例の花火の打ち上げも予定されている(同)

グラウンドでは子ども向け企画も。最終日(25日)の18時50分からは恒例の花火の打ち上げも予定されている(同)

また、「幼いお子様にはグラウンドで楽しく体を動かせる企画、学生の皆様には有名人の方をお招きしておこなうライブやダンスサークルによるステージ、大学対抗で行うアカペラ企画などもご用意しており、どの年代の皆様にもお楽しみいただけると思います。ぜひ多く皆様にご来場いただければ」と、4年ぶり開催となる同祭への入場申込を広く呼び掛けています。

【関連記事】

※開催中止※理系の祭典「矢上祭」が20周年、300人超の学生が支える企画の舞台裏(2019年10月8日)※台風19号の影響で中止となった

初の“高校生クイズ”や東大・早大とのコラボも、2016年「矢上祭」は10/8(土)・9(日)に(2016年9月19日)※過去開催時、追記レポートあり

【参考リンク】

第23回矢上祭公式サイト

第23回矢上祭(デジタルチケット・PassMarketのサイト)※9月19日(月・祝)20時18分現在、24日(土)のチケットのみ取り扱い(25日分は終了)、9月20日(火)23時40分現在、24日分も終了とのこと(追記)


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