「学校で」地域がつながる新たな試み、北つな夏まつりは7/27(土)15時から

横浜日吉新聞

子ども会が中心となり、学校で「地域をつなぐ」夏祭りを企画開催する試みが4年目を迎えました。

北綱島小学校での「北つな夏まつり」は、2016年から開催、今年(2019年)で4回目を迎える。キャッチフレーズは「顔の見える地域づくりを目指して」(主催者提供)

北綱島小学校での「北つな夏まつり」は、2016年から開催、今年(2019年)で4回目を迎える。キャッチフレーズは「顔の見える地域づくりを目指して」(主催者提供)

綱島5丁目にある北綱島小学校(䑓野(だいの)啓司校長)に通うエリアの子ども会「綱島北部地区子ども会連絡協議会(通称:北つな子ども会)」と、同子ども会が編成する「パパ友の会」が主催する第4回「北つな夏まつり」が、今週末(2019年7月)27日(土)15時から20時30分まで、同校の中庭で開催されます(雨天時は28日(日)に順延)。

1978(昭和53)年に開校した同校。当初は、10周年、20周年、そして30周年と、「周年行事」の前年と当年に盆踊りが行われてきたとのことですが、「周年にあたらない子どもたちはお祭りを体験できずとても残念に思っていました」と、同子ども会・パパ友の会会長の垣中祐二さん

垣中さんは、かつて同小学校や日吉台中学校(日吉本町4、諏訪部真史校長)のPTA会長も務めた経歴の持ち主。

現在、北綱島小学校の地域防災拠点運営委員会副会長という重責も担っています。

毎年、創意工夫を重ね、「新しいイベント」としてのフレッシュな内容、柔軟な参加メンバーの受け入れ体制で運営してきた(2017年開催時)

毎年、創意工夫を重ね、「新しいイベント」としてのフレッシュな内容、柔軟な参加メンバーの受け入れ体制で運営してきた(2017年開催時)

「子どもたちを中心に、地域の皆さん、学校関係の皆さん、そして保護者の皆さんと『顔のわかる地域づくりを目指して』というキャッチフレーズを打ち立て、地域に根差した行事となるよう願って開催しています」と、この夏まつりを企画した理由を熱く説明します。

同小学校の学区には、自治会町内会も綱島地区だけで7町会(綱島東町自治会・綱島上町自治会・綱島西広町自治会・綱和会・綱島住宅自治会・綱島本町自治会・新吉会)、日吉地区も1町会(日吉本町西町会)と、合計8町会も存在しています。

綱島地区の学区内の各自治会を母体とし、子ども会も複数存在していましたが、1983(昭和58)年に各子ども会をつなぐ「北つな子ども会」ができたことで、各子ども会が連携・まとまっての活動を、よりスムーズに行えるようになったといいます。

北綱島特別支援学校とも「近くのまつりに参加できる」ことで一緒に

同まつりでは、隣接する北綱島特別支援学校(綱島西5、菊本純校長)の児童も招待して開催することも大きな特色となっています。

北綱島小学校に並び立つ北綱島特別支援学校の児童も招き、「北つな夏まつり」は行われている(2018年開催時、主催者提供)

北綱島小学校に並び立つ北綱島特別支援学校の児童も招き、「北つな夏まつり」は行われている(2018年開催時、主催者提供)

「せっかく寄り添って建っている学校どうし、日々の交流を深めることで、北綱島小学校の子どもたちの中でも、特別支援学校の子どもたちがもし困っていたら、“ぱっと手がでる”意識が育っていると感じています」と垣中さん。

以前、白血病の児童が特別支援学校にいたことから、骨髄バンクのドナー登録会を同支援学校の恒例行事「ふれあって北綱島」イベントで実施することも北綱島小学校PTAの取り組みとして行われ、“お互いを知り、支えあえる”信頼関係もより一層深まっているといいます。

特別支援学校では、重い障害を抱える児童も多いことから、「近くで祭りを楽しんでもらいたい」(垣中さん)との想いから、優先席を設けて、同校の児童や教職員を迎えいれているとのことです。

自治会町内会や、日吉・綱島の枠も越えて「顔がわかる交流」を

垣中さんは、学区内の各町会や小学校、特別支援学校や両校のPTA、きたつな学童クラブ(高田東1)やボーイスカウトほか、多くの人々と共に、創り上げているお祭りになっているといいます。

ステージは20時近くまで多いに盛り上がる(2018年開催時、主催者提供)

ステージは20時近くまで多いに盛り上がる(2018年開催時、主催者提供)

「ステージの出演団体への声かけは、子ども会に所属する児童がいることがきっかけでの参加となっていますが、出演者が所属する学校は(両校以外もいるなど)不問となっているのですよ」と、日吉南小学校(日吉本町4)、駒林小学校(日吉本町2)など、広域にわたっているとのこと。

地域との協働活動が他の模範と認められ、2018年度に「文部科学大臣表彰」を受賞した同校の安全防災教育活動のみならず、新しい「子どもたちと地域のふれあいの場」としての価値を高める「北つな夏まつり」。

今年は、北綱島小学校の6年生が、児童の提案が発端となり祭りの看板を作る予定になっているほか、ステージでは2年生や、部員数が69人を数えるという同小学校合唱部も登場。

学校オリジナルの法被(はっぴ)で臨む「北つな子ども会ソーラン節」。法被のデザインが“カッコイイ”と評判とのこと(2018年開催時、主催者提供)

学校オリジナルの法被(はっぴ)で臨む「北つな子ども会ソーラン節」。法被のデザインが“カッコイイ”と評判とのこと(2018年開催時、主催者提供)

同校内での活動を行う「出張一芸集会」も同校児童により3つのプログラムを組み行われる予定です。

子ども会活動、そしてそれらの活動をパパの目線から支え、仲間として活動し合う「パパ友の会」のメンバーも現在募集している、同子ども会。

地域を学び、楽しみ、お互いの顔を知ることができる。また子どもたちがこの街から巣立っても、この祭りの日には“戻ってきたい”と思える場所、そして継続できる会やイベントに育てていけたら」と、垣中さん。

同子ども会、パパ友の会メンバーは、“学校で、地域をつなぐ”同まつりや、両会への、より多くの参加を呼び掛けています(問い合わせ先=同会携帯:090-7709-3781)。

多彩なステージ、エンディングは花火も予定

フィナーレは花火で。企画を打ち立てられるのも子ども会ならではの楽しさだといい、会員の子どもたちにも良い影響を与えているという(2018年開催時、主催者提供)

フィナーレは花火で。企画を打ち立てられるのも子ども会ならではの楽しさだといい、会員の子どもたちにも良い影響を与えているという(2018年開催時、主催者提供)

なお、当日の模擬店は、飲食関連が焼きそば、焼き鳥、かき氷、フライドポテト、たこ焼き、ラムネなどの飲み物、フランクフルトなど。

輪投げ、駄菓子、くじ、ヨーヨー釣り、スマートボールなどのゲームのブースも設置される計画です。

また、ステージイベントでは、子どもたちを中心に、一部保護者や大人も登場。合唱や空手演武、チアダンスやフラダンスなども予定しています。

ナイアガラ花火で「北つな夏まつり」終了の名残を惜しんだ(2018年開催時、主催者提供)

ナイアガラ花火で「北つな夏まつり」終了の名残を惜しんだ(2018年開催時、主催者提供)

「最後は皆で、吹上花火やナイアガラの花火を見て終わります」(垣中さん)と、夏祭りの締めくくりにも“忘れられない”ひと夏のシーンを演出することで、子どもたち、そして親や大人たちにとっても、ずっと心に残るイベントとして焼き付けられ、またきっと、懐かしい想い出として語り継がれていくことでしょう。

(当日のステージ予定:出演順)

・オープニング

・北綱島小学校 合唱部

・北綱島小学校2年生

・空手道 一武会

・「出張一芸集会 in 北つな夏まつり」パート1

・HEARTIES Junior ハーティーズ ジュニア(チアリーディング)

・アロハカーラー(フラダンス)

・Can Dance Factory カン ダンス ファクトリー

・「出張一芸集会 in 北つな夏まつり」パート2

・空手 北綱島空手道クラブ

・Mare(マーレ)新体操

・「出張一芸集会 in 北つな夏まつり」パート3

・bootique(ブティック)とゆかいなこどもたち

・パパ友の会

・北つな子ども会 5・6年ソーラン節

【関連記事】

北綱島小が「文科大臣表彰」を受賞、地域と連携した安全防災教育が評価される(2018年12月14日)

<北綱島特別支援>恒例の学校公開イベント「ふれあって北綱島」は10/27(土)に(2018年10月25日)

【参考リンク】

北綱島小学校の公式サイト

北綱島特別支援学校の公式サイト


グーグル配信による広告と関連記事の紹介

カテゴリ別記事一覧