臨時休校で流れ変わる、綱島「桜まつり」や日吉の恒例行事、公共施設に影響拡大

横浜日吉新聞

学校の臨時休校が決まったことで、がらっと流れが変わった」。新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐため、小・中学校などで臨時休校が決まった影響で、綱島や日吉で予定されていた春の恒例イベントや学校行事は、開催を断念せざるを得ない状況となっています。

今年で30回目を迎える予定だった「綱島公園桜まつり」は初の中止に(過去開催時の様子)

今月(2020年)3月28日(土)に予定されていた「綱島公園桜まつり」は、開催1カ月前となる先週2月28日に中止を決断。3月8日(日)の「綱島桃まつり」に続き、綱島の春を代表する二大イベントがどちらも開けない事態となりました。

綱島地区連合自治会で会長をつとめる佐藤誠三さんは、「学校の休校要請が行われたことで、がらっと雰囲気が変わった。綱島公園桜まつりは子どもたちが出演する催しが多く、開くのは難しいという判断になりました」と話します。

2019年の「綱島公園桜まつり」であいさつする佐藤会長。右は栗田るみ港北区長、その後方に綱島商店街の中森会長

同イベントは東日本大震災が起きた2011(平成23)年も開催されており、30年間で初めての中止とすることに「こんなことになるとは思っていなかった」(佐藤会長)と肩を落とします。

また、今年は第30回という節目の年だったたため、写真コンテストなどの企画は特に力を入れていたといいます。

綱島商店街連合会の会長・中森伸明さんは、「開催する方向で準備を進めていたのですが、仮に学校が再開しても人が多く集まる場所に行こうという雰囲気になるのかどうか。来年(2021年)が30回目ということになるので、また準備をしっかりとすすめていきたい」と前を向きました。

綱島駅のリニューアルを記念して西口で商店街イベントも行われる予定だったが中止に

また、綱島では今月3月16日に新たな商業施設がオープンするなど、綱島駅が一新されることを記念し、3月20日(金・祝)に商店街による「駅リニューアルイベント」を西口駅前で企画していましたが、こちらも開催を断念しています。

一方、日吉では、学生寮やグラウンドなどを日吉に置く慶應義塾大学の運動部員が中心となり、地域をつなぐ恒例イベントとして、今年も下田町で3月28日(土)に「桜スポーツフェスタ」が企画されていましたが、中止となりました。

慶應大学の運動部員を中心とした学生が手作りで企画している地域イベント「桜スポーツフェスタ」は、ステージイベントだけでなく、グラウンドを使った体験企画もあって子どもたちに人気(2019年開催時)

慶應大学では、日吉キャンパスに今月新装される「日吉記念館」を使い、初となる卒業式を3月23日(月)に予定していたものの、開催を断念しており、4月1日(水)に行う入学式についても延期する考えです。

あす3月3日(火)から横浜市内の小・中学校・市立高校・特別支援学校が13日(金)までの臨時休校を決めたことに合わせ、地区センターやコミュニティスクールといった区民向けの公共施設も同時期に臨時休業を決定しており、港北図書館も予約した書籍類の受け取りと返却のみの営業に限定する予定です。

商業施設では、アピタテラス横浜綱島やトレッサ横浜では、子ども向けのアミューズメント施設を臨時休業したり、東急ストアでは「より多くのお客様に商品をご購入いただくため」として、きのう3月1日から8日まで販促用のチラシ発行を中止したり、一部の店舗や飲食店では営業時間を短縮したり、公共施設以外でも影響が広がっています。

なお、イベントや企画の中止・延期と、施設や学校などの休業・休校情報は、情報が入り次第こちらのページに掲載していきます

【関連記事】

<新型コロナ対策>横浜市の小・中学校は3/3(火)~13(金)に臨時休校(2020年2月28日、神奈川県立や川崎市立の情報も掲載)

<新型コロナ>「綱島桃まつり」の開催断念、日吉のイベントも相次ぎ中止(2020年2月26日)

<港北区>相次ぐ休館や縮小、3月前半は区民向け「公共施設」の大半が使えず(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年3月2日)

【参考リンク】

横浜市立「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校・中学校・高等学校・特別支援学校等の臨時休業について」(2020年2月28日、横浜市)

横浜市「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校等の一斉臨時休業に係る放課後事業の対応について」(2020年2月28日、横浜市、放課後キッズクラブなどの対応一覧)

港北区「新型コロナウイルス感染の拡大を防止する観点から休館または一部休止とする区内の施設」(2020年2月29日、公共施設の休業などの一覧)


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