一人ひとりに「永く」愛される駒林小学校にしたいとの想いで、50周年事業がクライマックスを迎えます。
今年(2023年)4月に創立50周年を迎えた横浜市立駒林小学校(日吉本町2)では、あす(2023年)11月23日(木・祝)13時50分から18時まで、周年事業のフィナーレを飾る地域開放イベント「こまつりん~50thアニバーサリー」を開催します。
「こまつりん」とは、駒林小学校の「駒林」と「祭り」を掛け合わせた造語で、「皆んなが呼びやすいようにと決定しました」と、50周年実行委員長を務める前PTA会長の平川昌俊さん。
13時50分から14時20分までは、開会式を体育館で実施。地元・日吉台西中学校(日吉本町5)吹奏楽部をゲストに招いての演奏でオープニングを飾ります。
続いて14時から17時までは校舎内でのミニバザーや陶芸作品展、絵本作家・植垣歩子(うえがきあゆこ)さんの原画作品展示や地元・ともだち書店(こどもの本のみせともだち・日吉本町2)による絵本販売、創作アーティストの佐々木春樺(はるか)さんによる、紙粘土アート展示「HARUKA展」を行う予定です。
校庭では14時から17時30分までキッチンカーも招いた4店舗による軽食販売を行うほか、14時15分から16時まで同小学校を拠点に活動するミニ・バスケットボールチーム「ミニ駒ダッシュ」のフリースローゲームを実施。
体育館では、14時40分から15時30分まで、ピアニストの阪田知樹さんの演奏会や、15時40分から16時30分までは、オペラ歌手の林美智子さんによるオペラ歌曲歌唱を披露するプログラムを用意しています。
17時30分から17時50分まではフィナーレとしての「イルミネーションバブルショー」を校庭で開催。
シャボン玉エンターテイナーとして知られる「バブリン先生」を招き、夜空にライトアップされた幻想的なシャボン玉ショーを楽しめる予定です。
同小学校の西尾武泰校長は、「特に音楽に力を入れている駒林小学校らしい演奏会、また作品展示をぜひ楽しんでもらえれば」と、植垣さん、佐々木さん、そして阪田さんといった卒業生や同校にゆかりの人々を招いての“夢の企画”が実現できることを喜びます。
同小学校のPTAは今週11月24日(金)に、公益社団法人日本PTA全国協議会(東京都港区)が主催する「創立75周年記念式典」内で、2023年度の「優良PTA文部科学大臣表彰」も受賞する予定となっています。
クラウドファンディングで整備してきた昇降口付近にある「丸池」をビオトープ(生きものの暮らす場所)化のプロジェクトも目標金額を達成し、池の改修工事も完了しています。
実行委員長の平川さんは、「これまで様々な周年事業を行ってきましたが、印象に残っているのは子どもたちの笑顔です」と、“おぼろげ”だったという取り組みが“明確”になること、その中での「子どもたちの笑顔」に励まされてきたことを明かします。
その上で、「支えていただいた地域の皆様、保護者の皆様、教職員の皆様にも、最後は笑顔で楽しい気持ちを味わっていただきたい思いで今回のイベントを開催します。ぜひ皆様と一緒にフィナーレを楽しみいただければ」と、在校生、卒業生や地域の人々の当日の多くの来場を呼び掛けています。
なお、当日は入場無料、事前予約不要。各イベントは先着順で受付。雨天時は校庭でのイベント内容が変更になる場合があるとのこと。
外靴を入れる靴袋やスリッパなどを持参することが必要ですが、在校児童は学校にある上履きを使用することができるとのことです。
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【参考リンク】
・こまつりん~50thアニバーサリー特設サイト(駒林小学校PTA50周年実行委員会)
・創立50周年記念関連(同)