日本や世界で活躍する卒業生やゆかりの人々も来場、「創立50周年」を祝う時間を共有しました。
先週(2023年)11月23日(木・祝)に行われた横浜市立駒林小学校(日吉本町2)では、創立50周年を今年4月に迎えたことを祝す「創立50周年記念式典」(同実行委員会主催、平川昌俊実行委員長)を午前に開催。
午後には、周年事業のフィナーレを飾る地域開放イベント「こまつりん~50thアニバーサリー」を実施し、その感動を児童・教職員・保護者や卒業生、学校にゆかりある関係者や地域の人々と分かち合いました。
体育館で行われた午前中の式典には、地域から招かれた歴代校長や自治会・町内会や商店街関係者、市教育委員会など約40人の来賓とともに約530人の全校児童や同校PTA(大平祥樹会長)の約20人、記念事業を担ってきた約40人の実行委員やボランティアも出席。
「特別音楽鑑賞」として、同校の卒業生で、フランツ・リスト国際ピアノコンクール(2016年・ハンガリー)で第1位を受賞したピアニストの阪田知樹さんや、国際ミトロプーロス声楽コンクール(2003年・ギリシャで開催)で最高位入賞の声楽家で卒業生の保護者の林美智子さん(メゾソプラノ)を招いたコンサートを開催、“50周年”の祝賀ムードを「音楽」で彩る時間を共有しました。

世界20ヵ国以上で演奏を重ねている阪田知樹さんは2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞、2023年神奈川文化賞未来賞も受賞。50周年式典では小学校5年生の時に聞いてピアニストを目指すきっかけの一つとなったショパン作曲の「幻想即興曲」を披露していた

「50周年式典」終了後に子どもたちとの別れを惜しむ阪田さん。世界20ヵ国以上で演奏会を重ねる阪田さんらしく、ピアノ演奏中以外は終始「笑顔」を絶やさず、世界トップクラスの“プロフェッショナル”としての圧倒的な存在感を示していた
駒林小学校の「駒林」と「祭り」を掛け合わせた造語「こまつりん」と名付けた午後の地域開放イベントでは、絵本作家・植垣歩子(うえがきあゆこ)さんの作品展示などで校舎内の展示を盛り上げたほか、阪田さんが体育館で「ピアノ演奏会」を披露。
林さんとピアニストの石野真穂さんも「オペラ歌曲歌唱」を披露するなど、「音楽」に力を入れているという同校らしさを発揮したステージで“50周年記念” の日を地域から来場した人々と共有していました。
式典・イベント開催当日の模様を、以下に写真でレポートします。

今年度から着任した村上尚子副校長が「開式」と「閉式」の言葉を担当しました

2021年度から新任で着任していた柏木次郎副校長は現在都筑区牛久保の「牛久保小学校」で副校長を務めています。50周年事業にも尽力してきたこともあり、子どもたちから大きな歓声で迎えられていました

児童からなる「実行委員」の代表者があいさつを行いました

PTA有志の皆さんがステージや左右のバルコニーで子どもたちと一緒に踊る「ジャンボリミッキー」で式典の盛り上がりは最高潮に

日吉地区社会福祉協議会(日吉社協)などの実行委員会による「ふくふくスタンプラリー」がこの日開催されており、駒林小学校も会場の一つとなっていました

校舎内で行われたミニバザーではPTA会員有志が8種類のお店を出店していました

スタンプラリーを集めて景品をゲット。奥にはクラウドファンディングでビオトープ化した「丸池」の手作りモニュメントも
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・駒林小50周年が最終章で「地域開放」イベント、音楽会・展示や飲食販売も(2023年11月22日)
【参考リンク】
・こまつりん~50thアニバーサリー特設サイト(駒林小学校PTA50周年実行委員会)
・創立50周年記念関連(同)