「サマーフェス」は30回記念――3年ぶりのにぎわいが綱島に復活します。
綱島商店街連合会(中森伸明会長)は、来月(2022年)7月2日(土)から7月3日(日)までの2日間、イトーヨーカドー綱島店前のパデュ中央広場(綱島西2)で、「30回記念!2022つなしまサマーフェスティバル」(同実行委員会主催)を開催すると発表。
オンライン開催だった昨年の開催から「リアル」での3年ぶりの実施に踏み切ることになりました。
「新型コロナ禍」前までの2019年開催までは、ステージやテントブースのみならず、ナイトフリマ(中止)や夜店(中止の方向)など、綱島の街を盛り上げる大掛かりな企画がおこなわれてきましたが、「今年何より最優先したいと思ったのが、中学生の演奏発表。コロナ禍で3年間、発表の機会がなくなってしまうことだけは避けたかった」と、同実行委員長の猿渡功さん。
これまで登場してきた横浜市立新田中学校(新吉田東5)の「和太鼓部」のほかに初参加となる「ソーラン節同好会」や、やはりこれまで出演してきた樽町中学校(樽町4)の「吹奏楽部」のほか初参加の「和太鼓部」や「合唱部」など、熱意を感じる(猿渡さん)という地元中学校の登場に注目してもらいたいとの想いを熱く語ります。
また、30周年を記念して「クレヨンしんちゃん」を7月3日(日)11時からと14時から招くことも決定。
同日に物品販売やワークショップなどをおこなうテントブースを利用する先着500人に「引換券」を配布、同商店街の公式キャラクター「つなぴち」が描かれたオリジナルの「エコバッグ」または、クレヨンしんちゃんにちなんだ「24色クレヨン」をプレゼントするとのことです。
猿渡さんは、「特にステージでは、これまでの立ち見スペースを減らし、イス席を倍増することで、お客様同士が“密”になることを回避する方法を今年は採用します」と説明。
アルコール消毒液も約30カ所に配置する予定だといい、「出演者の控室も、これまでより部屋数を増やして対応することでのソーシャル・ディスタンスの確保をおこないます」と、出演する側にとっての“感染症対策”にも力を入れて当日を迎える準備を進めるとのこと。
特に今年は、初日の7月2日(土)を「音の日」とし、音楽ステージを披露。翌3日(日)は「楽の日」としてステージでのパフォーマンスを中心にイベントを展開。ジャンルを明確に分けることでの「プログラムの分かりやすさ」も重視しながら実施する予定とのことです。
同フェスティバルは、1975(昭和50)年から始まった“綱島七夕祭り”を源流としており、猿渡さんは、「七夕祭り時代を入れると、綱島で現在おこなわれているイベントの中では、綱島諏訪神社の例大祭や相撲大会などを除き最も長い歴史と実施回数になっているのでは」と、“歴史ある”イベントとしての灯を、これからもずっと守っていきたいとの想いを抱いているとのこと。
先月末7月4日(日)のテントブースでは、期間限定での営業に変更となった地元・綱島西2丁目の「HANDMADE ART BOX(ハンドメイド・アートボックス)M工房」も出店予定となるなど、多く人々が待ちわびた「綱島らしい」にぎわいが少しずつ復活することでの地域の活性化にも期待と注目が集まりそうです。
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【参考リンク】
・【イベント開催】7/2(土)~3(日)「2022つなしまサマーフェスティバル」開催します!(綱島もるねっと)
・【つなしまサマーフェスティバルYouTube動画配信】つなぴちちゃんねる開設しました!(同)※2021年はオンライン動画を配信し開催