横浜市内の全公園を禁煙化する動きが進んでいます。
横浜市みどり環境局（2024年4月に「環境創造局」から改組）は、市内の公園を禁煙化する考え方に対する市民からの意見募集をきょう（2024年）4月18日（木）から始めました。
「横浜市の公園を禁煙にすることについて」の意見募集を知らせるリーフレット
市では昨年（2023年）夏に公園利用者や公園愛護会などに対するアンケート調査を行い、秋には山下公園など市内の5公園を1カ月超にわたって禁煙化する試行も行っています。
その結果、公園で何らかの受動喫煙対策を求める意見が多く寄せられたといい、横浜市公園条例で定められた「公園における禁止行為」のなかに「喫煙」を加え、条例による公園内の禁煙化を検討していくとのこと。
公園は小さな子どもが利用するケースが多く、喫煙への対策が求められている（港北区内の公園。イメージ）
公園内の禁煙化は、東京23区の一部で行われているほか、相模原市では昨年10月から一部分煙化を交えて実施しており、川崎市も全面禁煙化に向けて試行しました。
横浜市では5月31日（金）まで市民の意見を募集し、来年（2025年）4月には条例による公園内の全面禁煙化を実施したい考えです。
なお、路上の禁煙化については横浜駅前やみなとみらいなど市内8カ所で行われており、港北区内では新横浜駅前を「喫煙禁止地区」とする一方で、駅前には2カ所の喫煙所を設けています。
（※）この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞～しんよこ新聞」の共通記事です
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・今度こそ日吉駅前を「禁煙」に、英国五輪代表キャンプを前に4000筆の署名提出（2019年3月26日、こちらは実現していない）
・＜新横浜駅前＞円形歩道橋下の「公共喫煙所」、改善を求める市民の声に対応へ（新横浜新聞～しんよこ新聞、2017年8月8日、新横浜駅前は「喫煙禁止地区」になっており、公共の喫煙所が設けられている）
【参考リンク】
・横浜市の公園を禁煙にすることについて（横浜市みどり環境局、意見募集は2024年4月18日～5月31日に実施）
