横浜市民の「定額給付金」、6月末時点の給付件数は約40%を見込む | 横浜日吉新聞

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きょう(2020年)6月30日(火)時点での給付件数は約40%を見込んでいるとのことです。横浜市市民局は、国民1人あたり一律10万円を給付する「特別定額給付金」で、6月末時点の市における給付件数が約73万8000件になるとの見通しを6月29日の横浜市会「市民・文化観光・消防委員会」で明かしました。

横浜市の「特別定額給付金」の郵送用申請書は5月28日から6月6日にかけて各世帯へ発送された(写真は送付された封筒の見本)

横浜市は日本最大の数となる約182万世帯へ特別定額給付金を振り込む予定となっており、申請の大半を占める「郵送申請」の書類を5月28日(木)から6月6日(土)にかけ、9回に分けて各世帯へ発送。

市では、受付センターに返送された申請書の記載内容や、同封が必要な書類(本人確認・振込先口座のコピーなど)に不備がなければ、6月9日(火)から順次振り込みを行っているといいます。

ただ、申請書が殺到していることから「早くて、受け付けてから3~4週間程度で振り込める予定」(市)だといい、6月25日(木)時点での給付件数は、申請受付件数に対して約23%にとどまっている状況でした。

宛名に印字されている13桁の番号を入力することにより、個別の申請状況を照会することができる。下部の画像は確認後の表示画面一例(13桁の番号はいずれも見本)(横浜市「特別定額給付金の申請状況照会」より)

一方、申請書がどのように処理されているかの状況については、個別に照会できるページも公開。申請書の宛名に印字されているバーコード下の「13ケタの番号」を入力するだけで、「申請書の到着待ちです」「審査待ちです」「審査中です」「振込の依頼済です」などといった個別の状況が表示されるようになっています。

また、1日あたり約3000件の電話を受けているという「特別定額給付金コールセンター」(0570-045-592、9時~17時)も開設しており、6月23日にはコールセンターの席数を110席にまで増強を行ったほか、25日以降は市内通話と同等の通話料金で利用可能にしたとのことです。

なお、横浜市が発送した郵送用の申請書のうち、1万1000件余(6月28日時点)が宛先不明で返送されているといい、4月27日前後に住所を変更するなどして、現在も郵送用申請書が届いていない場合は、コールセンターへ連絡する必要がありそうです。

【関連記事】

横浜市、定額給付金“郵送申請書”は最長6/6(土)発送も、配達には「3日程度」(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年5月29日)

【参考リンク】

横浜市特別定額給付金のページ(総合案内)

特別定額給付金の申請状況照会(宛名に印字されている13桁の番号が必要)


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