横浜市教育委員会は(2020年)4月8日(水)から授業を開始する予定の市立小学校・中学校について、新型コロナウイルス流行拡大の影響で、4月中は半日(4校時)程度の短縮授業とし、小学校での給食は4月13日(月)から実施する方針を決めました。【2020年3月30日16:46記事公開、3月31日情報追加】
2020(令和2)年度の新学期は、4月6日(月)の「入学式」に続く翌7日(火)の「始業式」を経て、8日(水)から通常授業を再開するかどうかについて、市が検討を行っていました。
きょう3月30日に決定したところでは、市立小学校・中学校は4月8日(水)から30日(木)までは半日程度(4校時)の短縮授業とし、小学校の給食は13日(月)から開始し、給食実施日の下校時間は13時30分~40分ごろ(各校によって異なる)を予定。
中学校の「昼食(ハマ弁含む)」については4月8日(水)以降に実施する計画で、各中学校で開始日を決定する予定。
なお、4月中は「通級指導教室」の指導を実施しないとのことです。
中学校などの部活動については各部週3日以内(放課後2時間以内、土・日曜日は3時間以内)とし、朝練習は実施しないこととします。

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市立の特別支援学校も同様に半日程度の短縮授業を行う予定。
横浜市立高校は時差通学を実施したうえで短縮授業とする計画。なお、県立高校では新学期から2週間ほどの臨時休校を決めています。
授業の再開にあたっては、新型コロナウイルスへの感染リスクが高まる条件とされる、(1)換気の悪い密閉空間、(2)多くの人が密集する場所、(3)近距離での会話や発声が行われる場所をそれぞれ避ける――といった取り組みを各校で実施する方針。
市では「今後、市内で感染が拡大した場合には、一斉臨時休業などを行う場合もあります。5月1日以降の教育活動については、教育委員会が改めて判断いたします」(林文子市長3月30日発表コメント)としています。
【関連記事】
・横浜市の小中学校「短縮授業再開」は断念、4/20(月)まで臨時休校に(2020年4月3日、その後、当初計画での再開を断念)
・横浜市立の小中学校「入学式」は4/6(月)、「始業式」は4/7(火)に実施方針(2020年3月24日)
・県立高校は新学期も「2週間程度の臨時休校」、横浜市立高は短縮授業(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年3月30日、県立高校は引き続き臨時休校に)
【参考リンク】
・港北区の小学校・中学校・特別支援学校の公式サイトリンク集(横浜市教育委員会、※4月1日開校の箕輪小学校を除く)
・箕輪小学校開校準備委員会(4月1日開校、下部に最新情報)
・新型コロナウイルス感染症に関する横浜市長コメント(3月30日発表)