小学生は東急線1日フリー券が100円、土休日に「キッズパス」を新発売 | 横浜日吉新聞

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小学生向けに100円で“土休日フリー券”が新設されました。

あす(2024年)3月16日(土)から東急電鉄は小学生(小児=6歳以上12歳未満、13歳未満の小学生含む)向けの「東急線キッズパス」(小児用PASMOが必要)を土曜日・休日に100円で通年販売を始めます。

小児用PASMOを使って3月16日(土)から土休日に発売する「東急線キッズパス」のポスター(ニュースリリースより)

東急電鉄では、2020年春に始まった新型コロナ禍を機に通勤・通学を中心とした収益構造を変えるため、「新たな移動需要の創出」を目指したさまざまな実証実験を開始。

その一環で2022年夏に小学生向けの1日フリー券「東急線キッズ100円パス」を土曜日・休日に設定したところ、2カ月超の期間中に約3.3万枚を販売。このパスをきっかけに約20%が鉄道を利用し、途中下車が増えるなど、沿線での回遊促進効果が見られたといいます。

小学生は土休日に1日あたり100円で東急線に何度も乗れるようになる(イメージ、綱島駅付近)

また、東急線キッズパスの通年販売により、子育て世代の負担を継続的に軽減する目的もあるとのことです。

現在販売されている「東急線ワンデーパス」は小学生向けが390円で販売されているため、土曜日・休日は大幅に割り引かれることになりました。

「東急線キッズパス」は小児用の「PASMO(パスモ)」に書き込む形で販売する(ニュースリリースより)

東急線キッズパスは小児用の「PASMO(パスモ)」を用意したうえで、3月16日以降の土曜日・休日に東急線各駅の自動券売機で購入が可能となります。

【関連記事】

・【過去記事】<東急電鉄>小学生は100円で「1日乗り放題」、8月までの土休日に(2022年6月17日、実証実験として期間限定で販売)

・【過去記事】60歳以上に焦点、東急電鉄が1カ月2000円「乗り放題」で移動需要を創出(2021年10月8日、シニア向けの実証実験もあった)

・【過去記事】<東急電鉄>定期券客へ一歩踏み出したサービスを提供、使い放題など実験(2021年4月16日、定期券客に付加サービスを提供する実証実験も)

【参考リンク】

100円で東急線が1日乗り降り自由になる「東急線キッズパス」を3月16日より発売し、継続的に子育て世代を応援します(東急電鉄、2024年3月16日から土休日限定で発売)


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