新綱島駅に13店が新規オープン、書店やラウンジ、カフェなど揃えた新水ビル(前編) | 横浜日吉新聞

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「これまで綱島になかった」店舗にこだわり、 “理想の暮らし”や買い物環境を提供します。

きょう(2024年)3月15日(金)10時に新綱島駅に直結する「新水ビル(SHINSUI)」(綱島東1)で商業施設フロアがオープンし、綱島の新たな買物スポットとして13の店が新たに営業を始めます。

きょう(2024年)3月15日(金)10時に商業施設フロアがオープンする新綱島駅に直結の「新水ビル(SHINSUI)」(綱島東1、手前)

きょう(2024年)3月15日(金)10時に商業施設フロアがオープンする新綱島駅に直結の「新水ビル(SHINSUI)」(綱島東1、手前)

12階建ての新水ビルは4階から上のシニア向け住宅「グランクレール綱島」が昨年(2023年)11月にオープン。

今週3月13日(水)にはメディアや地域などの関係者向けの内覧会で1階から3階までの商業フロアを公開、各テナントのオープン準備を進めていました。

同ビルを運営する有限会社新水(綱島東1)の佐藤博美社長は、「これまで綱島になかった店舗の誘致を多く試みました」と、生活者目線、また日々の暮らしをより“豊か”にすることに着目しテナントを選定。

「ナチュラルローソン」は

好きなお店が1つ増えるだけで、この街に住みたい理由も1つ増えるから。」とのコンセプトで3つのフロアを構成、「街とつながる」1階から、同社が戦後から昭和期まで経営していたという「かつての新水旅館を想わせる」懐かしさと新しさを融合させたという2階、そして「街の団らん」を担う書店やブックカフェシェアラウンジを配した3階までの店舗の利用を呼び掛けています。

フロアごとに各テナントの詳細(前編・1階部分)や建築設計についてなどを紹介します。

後編の記事】2階から上階の店舗を取り上げた「新綱島駅・新水ビルがオープン初日、港北初のパンやショコラ店に賑わい」はこちら

<1階>

▼サーティワンアイスクリームToGo(テイクアウト専門店)※“ToGo”業態では港北区初出店

持ち帰り専門店。16種類のフレーバーを店頭に取り揃えている。神奈川県内では現在4店舗目、横浜市内では2店舗目、港北区では「ToGo」スタイルでは初出店。事前に丸めたアイスクリームを選び販売するスタイルとのこと。日吉東急など10店舗を運営する有限会社リフレ(中原区下小田中)がフランチャイズで運営。10時から21時まで営業。

近隣ではブルーライン中川駅前マルエツ店(都筑区中川1)に出店している

近隣ではブルーライン中川駅前マルエツ店(都筑区中川1)に出店している

豊富なフレーバーの中から16種類のアイスクリームを厳選しているといい、シングルカップ(レギュラー)からオーダーが可能。好きな組み合わせをバラエティボックスで持ち帰りすることもできる

豊富なフレーバーの中から16種類のアイスクリームを厳選しているといい、シングルカップ(レギュラー)からオーダーが可能。好きな組み合わせをバラエティボックスで持ち帰りすることもできる

 「足りないもので在庫があるものは丸めます」とエリアマネジャー兼店長の飯田瑞貴さん

「足りないもので在庫があるものは丸めます」とエリアマネジャー兼店長の飯田瑞貴さん

▼ナチュラルローソン(コンビニエンスストア、24時間営業)

「美しく健康で快適な」ライフスタイルを身近にサポートすることをコンセプトとしたコンビニエンスストアで2001(平成13)年7月に自由が丘で誕生。現在、東京・神奈川・千葉・埼玉にのみ出店、港北区内では綱島駅西店(綱島西1)と新横浜二丁目店(新横浜2)を展開している。株式会社石川酒販(下田町4)がフランチャイズで運営を行う。

通路空間などスペースは広々としている印象

通路空間などスペースは広々としている印象

健康を考えたお弁当やおにぎり、素材にこだわったデザートやトレンドのお菓子、飲み物などを販売。ビル北東部の角地に位置している

健康を考えたお弁当やおにぎり、素材にこだわったデザートやトレンドのお菓子、飲み物などを販売。ビル北東部の角地に位置している

メディア向けツアーでは店内のオーブンで焼き上げる「インストアベーカリー」の試食も行われた

メディア向けツアーでは店内のオーブンで焼き上げる「インストアベーカリー」の試食も行われた

▼リンツ(Lindt)ショコラ ブティック&カフェ (チョコレート専門店)※港北区初出店

ヨーロッパ・スイスで1845年創業。世界120カ国以上で愛されているというチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」の日本法人リンツ&シュプルングリージャパン株式会社(LINDT & SPRUNGLI JAPAN、東京都港区)が直営店として運営。国内では93店舗目、神奈川県では9店舗目のオープンとなる。一番人気の二層構造のチョコレート「リンドール」は量り売りでも購入可能。チョコレートドリンクや季節のドリンクもその場で作って提供する。10時から20時まで営業。

「綱島街道」側の北側角地、シニア向け住宅「グランクレール綱島」(4~12階)の入り口側にある

「綱島街道」側の北側角地、シニア向け住宅「グランクレール綱島」(4~12階)の入り口側にある

「リンドール」作りの実演をメディア公開時に特別に行った

「リンドール」作りの実演をメディア公開時に特別に行った

10粒で約1500円のリンドール「量り売り」も楽しめる

10粒で約1500円のリンドール「量り売り」も楽しめる

チョコレートやフルーツなどを材料としたドリンクを目の前で作ってくれる

チョコレートやフルーツなどを材料としたドリンクを目の前で作ってくれる

一枚一枚、丁寧に塩抜きしたという桜もかわいらしい「しあわせ咲くさくら&清水白桃ショコラドリンク」(798円)を味わった

一枚一枚、丁寧に塩抜きしたという桜もかわいらしい「しあわせ咲くさくら&清水白桃ショコラドリンク」(798円)を味わった

▼ドンク(DONQ)/ミニワン(Minione)(ベーカリー)※港北区初出店

バス停があるビル東側(外側)から店舗へ。1905(明治38)年神戸で誕生したベーカリー。粉から生地を仕込み、成形して焼き上げるまでの全工程を、職人が一貫して行う「スクラッチ」製法で焼き立ての商品を日々提供している。1984(昭和59)年に札幌のドンクで生まれたというミニクロワッサンは、全国の店舗へ広まり、2006(平成18)年6月に「ミニワン」として独自ブランドが確立したとのこと。いずれも横浜市内ではそごう横浜店(西区高島)やららぽーと横浜店(都筑区池辺町)に出店している。10時から20時まで営業。

新綱島店は「スピーディー&アタック」をモットーに店舗運営を行うとのこと

新綱島店は「スピーディー&アタック」をモットーに店舗運営を行うとのこと

こだわりの「スクラッチ」製法についての説明を店内に掲出していた

こだわりの「スクラッチ」製法についての説明を店内に掲出していた

入り口側に「ミニワン」、奥に「ドンク」のパンを陳列している。左手のショーケースには多く「新綱島新水ビル店」オリジナルのパンが並べられていた

入り口側に「ミニワン」、奥に「ドンク」のパンを陳列している。左手のショーケースには多く「新綱島新水ビル店」オリジナルのパンが並べられていた

オリジナルパンの解説をそれぞれ詳しく掲出していた

オリジナルパンの解説をそれぞれ詳しく掲出していた

▼フレッシュネスバーガー(FRESHNESS BURGER)(ハンバーガー)

1992(平成4)年12月に東京大学駒場キャンパス近くで1号店(富ヶ谷店、東京都渋谷区)がオープン。2016(同28)年12月にコロワイドグループへ参入、現在153店舗を展開しているとのこと。株式会社フレッシュネス(西区みなとみらい2)の直営店として運営。美味しく安心して食べられる素材にこだわり、3種類のバンズを提供。生産者の気持ちを伝え、オールドアメリカンの内装、雰囲気づくりを行っている。9時(2日目より)から22時まで営業。

ビル南東側、バス停や「新綱島スクエア」に近い場所に位置している

ビル南東側、バス停や「新綱島スクエア」に近い場所に位置している

「全41席で皆様をお待ちしています」と語るマーケティング・営業に携わる青木美華さん

「全41席で皆様をお待ちしています」と語るマーケティング・営業に携わる青木美華さん

「素材の味わい」にこだわっているというハンバーガーや皮つきフライドポテト、店内ではちみつに付け込んだレモネードなどもサンプル展示されていた

「素材の味わい」にこだわっているというハンバーガーや皮つきフライドポテト、店内ではちみつに付け込んだレモネードなどもサンプル展示されていた

オープン準備を進めるスタッフの皆さん。キッズ向けセットメニューの案内も掲出されていた

オープン準備を進めるスタッフの皆さん。キッズ向けセットメニューの案内も掲出されていた

※オープン初日となるきょう3月15日(金)は10時にオープンしますが、開店から2時間は地上部の「東口ゲート」(新綱島駅出入口側)のみが入場口となるとのことです。

(2~3階や建築設計については「後編」記事をご覧ください)

【関連記事】

新綱島駅・新水ビルがオープン初日、港北初のパンやショコラ店に賑わい(後編)(2024年3月14日)※リンク追記

「絵本の世界」で新綱島の物語を伝える、駅直結“新水ビル”が3月15日(金)開業(2024年3月14日、ビルのコンセプトや運営者の思いについて)

新綱島スクエアが「悲願」のオープン、初日賑わうもまだ“スタート地点”(2023年12月7日、となりの新綱島スクエアとは2階部分で連絡)

【参考リンク】

新水ビル(SHINSUI)の公式サイト(1階~3階のテナント紹介、オープンセールの情報など)


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