日吉地区の「公式」まちのサイトが新たに誕生、地域の動きや魅力を発信します。
日吉エリアの12の自治会・町内会からなる日吉地区連合町内会(小島清会長)は、今月(2022年)4月1日(金)から、日吉地区全体で初の公式ホームページ「日吉地区連合町内会~横浜日吉へようこそ」を開設。
「地域ぐるみ」での情報発信を目指すことになりました。
各自治会・町内会のホームページが立ち上がる一方、連合町内会としてのサイトがなかったことから、各自治会町内会から選ばれた日吉地区連合町内会ホームページ委員会(諸泉厚雄委員長=常盤会自治会会長)が、昨年(2021年)4月に発足。
同11月までの期間に、オンラインも交えた会合がおこなわれ、委員の中から同12月に選出された諸泉委員長を含む4人の編集委員が立ち上げの準備やページ作成の実際の作業などを、試験的な運用をおこないながら実施してきたものです。
現在のページの構成は、同連合町内会の紹介や最新情報、関連リンクや各種委員、サイトポリシーなどとなっていますが、項目や内容については今後も様々な角度から検討されていく予定となっています。
新型コロナウイルス関連情報についても、「情報を公式に得にくい状況があり、コーナーを新設しました」と語るのは、編集委員の1人で、日吉本町西町会広報部長としてホームページを立ち上げ運営をおこなう甲斐薫さん。
自ら撮影した風景写真も積極的にトップページに掲載しており、散歩の合間に見つけているという「日吉地区の“四季折々の美しさ”を伝えていけることができれば」と意気込みます。
独自ドメインの設定やサイトポリシーの作成をおこなったコンフォール南日吉自治会副会長の藤田豊さんは、「ページの信頼度をあげるため、またなるべくシンプルで持続可能なものをと考え、決定しました」と、“オール日吉”のサイトとしてのわかりやすいドメイン取得や運営方針を明確に定めることに至った経緯についても説明します。
日吉本町東町会でもホームページ発足の功労者で現在も運用に尽力する那須美奈子さん(同会会計担当)は、「12町会を代表するサイトとして、町内会単位で発信される内容掲載とは異なるものとして、地区全体の情報をメインに掲載していきたい」と、あくまで“日吉エリア”を意識してのサイト更新を目指していきたいとの想いを語ります。
那須さん自身、活動をおこなう「日吉地区青少年指導員協議会」などの各種委員のページも新たに立ち上げるなど、これまで培(つちか)ってきたというホームページ更新のスキルを活かしながら、“未来”に向けての情報発信に挑戦する姿が期待できそうです。
それぞれが所属する自治会・町内会での役職も担いながら、またそれぞれ多忙な社会人としての仕事に従事しながらのボランティアでの活動ということもあり、「少しずつ、ページも増強しながら発展させていくことができれば」と諸泉委員長。
初めて立ち上がった「オール日吉」でのホームページ運営に向けての取り組みは、派手さはない「シンプル」な構成の中にも、“着実、また堅実”な地域まちづくりをおこなっていきたいという運営者の意図が反映されたものとして、今後の運営にも、多く訪問者からの様々な“期待感”が寄せられていくことになりそうです。
【関連記事】
・日吉駅前エリアの魅力を発信、日吉の町内会がホームページを新規公開(2021年4月26日)※日吉台町内会のホームページ新設について
・大規模町内会「日吉本町西町会」がサイト開設、ネットでの情報発信進む(2019年7月9日)
・「日吉本町東町会」が公式サイトを公開、日吉本町1丁目と2~4丁目がエリア(2017年7月19日)
・「港北区連合町内会」がホームページを全面刷新、スマホで見やすく街のニュースも(2020年10月1日)
・高田エリアのホームページが復活、ゆるキャラ「たかたん」やスマホ対応も(2019年4月1日)
【参考リンク】
・日吉地区連合町内会公式サイト~日吉へようこそ ※試験運用を経て2022年4月1日に正式オープン