新しい「通用門」を設置することで、交通事故から子どもたちを守ります。
来年(2022年)春完成予定の「プラウドシティ日吉」(箕輪町2)内の工事が最終段階を迎えているなか、第3期となるレジデンスⅢ(C工区)の進捗にともない、同地に隣接した横浜市立箕輪小学校(同)側にある歩行者通路が、来月(2021年)9月1日から来年(2022年)3月末まで通行止めになります。
これを受け、箕輪小学校の北西側に、児童が通行可能となる臨時の「通用門」を新設、プラウドシティ側からの通学児童の利便性と安全を確保することになりました。
今回の門の設置は、もし門を作らず迂回(うかい)して南側にある正門まで遠回りをした際の歩行者通行量の激増に、子どもたちの危険性の高まりがないかを懸念する声があがっていたことから、同小学校の児童の登下校の交通安全について協議する「スクールゾーン対策協議会」、プラウドシティ管理組合や地元町内会、横浜市港北区などの関係者間で協議を行い、新たな通用門の設置を決めたものです。
費用面は同管理組合や町内会などが負担したといい、特に、学校の南側、現在も工事を行うプラウドシティ側の歩道の整備も来年春まで完了しないことも門の設置を行う一因にもなったとのこと。
来年春のレジデンスⅢの完成により、来夏頃にかけて未就学児や児童数も含めた通行量が今後さらに激増していくことが予想され、プラウドシティの開発主体の野村不動産(東京都新宿区)や、開発を後押しした横浜市による周辺道路環境の整備への積極的な支援が欠かせない状況です。
【関連記事】
・プラウドシティ日吉の中央広場沿い通路が通行可能に、3月末から第2期入居も(2021年4月9日)※この時点ですでに歩行者道路の通行止めが問題視されていた
・<箕輪町の新小学校>通学路に「カラー舗装や横断歩道を」、17項目の安全対策を要望(2017年5月16日)※地域住民の声により様々な交通安全対策が行われてきた
・<日吉の再開発>歩行者を危険なまま放置するのか?問われる横浜市の本気度(2016年10月23日)※開発は終了に近づいてきたものの、周辺道路環境の積極的な改善や再整備には程遠い状況が続いている
【参考リンク】
・【見守り隊】通学路改善についての報告(横浜市立箕輪小学校)※スクールゾーン対策協議会の活動報告についてなど