プラウドシティ日吉内の往来が便利になりました。先月(2021年)3月30日から、旧アピタ日吉店などの跡地再開発地「日吉箕輪町計画」で建設中の野村不動産(東京都新宿区)が手掛ける「プラウドシティ日吉」(箕輪町2)内中央広場(建設中)沿いにある通路の徒歩での通行が可能となりました。
これまでは、箕輪小学校(同)の西門や、地域交流施設「まちのリビング」、「まちのワークスペース」、「子育て支援スペースCOCOひよし」(一般社団法人ACTO日吉、同)と綱島街道沿いの商業施設「ソコラ(SOCOLA)日吉」への往来は、一旦、南北に走る公道を経由しなければできない状況となっていました。
同社によると、同日からマンションの鍵の引き渡しや入居をスタート。第2期販売棟のレジデンスⅡ(B工区)予定個数417戸の住民が今年夏頃までにも入居を段階的に行う見込みとのことです。
物件販売において慶應義塾大学や日大中学・高校などが所在する「文教の街・日吉」をアピールするなど、ファミリー世代をターゲットにしているということもあり、再開発地に位置する箕輪小学校(同)の今年度(2021年度)の1年生クラスは、昨年度より1クラス多い6クラスにまで膨れ上がっています。
また、綱島街道側の商業施設の1施設として、レジデンスⅡの1階に、新たにグリーンショップとDIY工房「きちじつワンダーベース(WONDER BASE)」を、4月15日(木)にもオープンする予定とのこと。
同店を運営する東邦レオ株式会社(大阪府大阪市)の担当者は、「ソコラ前のバザールフォレスト(緑化空間)前の、“吉日(きちじつ)ワンダーガーデン”として、港北区のイベント・港北オープンガーデンにも参加予定です」と、オープン後の立ち寄り来訪を呼び掛けています。
なお、プラウドシティ日吉では、第3期となるレジデンスⅢ(C工区)を来年(2022年)3月までに完成させる予定となっていますが、工事行程の都合上、箕輪小学校西門側の敷地内通路が、南側公道へ秋までに通行できなくなる計画とのこと(野村不動産)で、新通学路の問題なども今後浮上するとみられています。
今年度内には、総戸数1318戸となる大規模分譲マンションの工事や販売活動も一段落する予定となっており、再開発エリア内の「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」の入居や、残る商業施設などの建設も順次進められていくことになりそうです。
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【参考リンク】
・吉日wonderbase(ワンダーベース)のFacebookページ