港北区内で希望する認可保育所に入れない「保留児童」は356人、国が定めた基準による「待機児童」が5人だったとのことです。横浜市こども青少年局は、今年(2021年)4月1日時点での認可保育所などにおける利用待機の状況を公表しました。
先月4月27日に公表された資料によると、港北区内で就学前の児童数は、前年の同じ時期と比べ433人減の1万8179人。一方、認可保育所の施設数は同8カ所増の140カ所となり、定員も同454人増の8933人まで増えています。
それでも港北区内では、利用申請したのに希望する認可保育所に入れない「保留児童数」が356人(前年同時期比91人減)にのぼっており、市内18区で最多の状態は変わりません。
また、親が育児休暇を取得している場合や、横浜保育室や企業主導型保育事業などの保育施設に入った児童などを差し引いた国の基準による「待機児童」は、港北区内で5人(前年同時期比2人減)だったとのことです。
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【参考リンク】
・令和3年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について(横浜市こども青少年局、2021年4月27日)
・港北区 保育所情報(申請や空き・待ち情報など)