日吉・綱島・高田のほぼ全域で認可保育所が足りません。来年(2022年)4月に向けて、横浜市こども青少年局は、日吉駅の周辺と綱島東の全域で認可保育所の新設が必須としたことに加え、日吉本町駅付近や綱島西の全域、さらには高田駅周辺を「整備が必要な地域」に加えています。
今年(2021年)1月29日時点の「横浜市民間保育所 整備が必要な地域一覧」として、市のこども青少年局が公表したところによると、市内でもっとも保育所の整備が必要な「重点整備地域」には、日吉駅周辺の「日吉本町1丁目」や「日吉1~4丁目」「箕輪町1~3丁目」と、再開発が進む「綱島東1~6丁目」の4カ所を選定。
横浜市内で重点整備地域となったのは、戸塚区の戸塚駅周辺以外では、日吉駅周辺と綱島東だけです。
重点整備地域より1ランク軽い「整備が必要な地域」としては、鶴見区の駒岡地区や寺尾地区北部など、市内6区の14カ所が選ばれています。
港北区では、日吉本町駅周辺の「日吉本町2~5丁目」や綱島では西側の「綱島西1~6丁目・綱島台・綱島上町」を挙げ、さらには高田駅から徒歩10分以内の「高田東1~4丁目」と「高田西1~4丁目」も入っており、一部のエリアを除き、日吉・綱島・高田のほぼ全域で保育所が足りていないことが浮き彫りとなりました。
(※)見出し左側の画像はイメージ(Photo ACより)
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・<2021年認可保育所>日吉・綱島に加え、高田や新吉田東も2ケタの待ち人数(2021年1月28日)
・<港北区>2020年秋の「保留児童」「待機児童」は減少も市内最多は変わらず(2021年1月6日)
【参考リンク】
・認可保育所「整備が必要な地域一覧」(横浜市こども青少年局、2021年1月29日更新)
・令和4年4月に向けた保育所整備等について(横浜市こども青少年局、「重点整備地域」では補助を手厚くするなどしている)