<東急バス>日吉・綱島発着の16系統で「暫定ダイヤ改正」、コロナ影響を反映

横浜日吉新聞

新型コロナウイルスの影響を反映させた変更となります。東急バスは日吉駅と綱島駅を発着する16系統で、今週(2020年)7月16日(木)にダイヤ改正を行います。

夜間など影響の少ない時間帯に一部削減が行われる

新型コロナが拡大する前の需要が戻らないなか、夜間など利用の少ない時間帯を中心に、一部減便や時間変更を行う一方、朝・夕のラッシュ時間帯は「三密状態を避けるため」(同社新羽営業所)としてこれまでの本数を維持

また、土曜日と休日は「土休日ダイヤ」として統合されました。「深夜バス」の休止は続ける方針です。

なお、回のダイヤ改正は暫定的なものだといい、需要の回復後は再度のダイヤ改正を行う可能性があるとのことです。

改正の対象となるのは、日吉駅発着路線では、日21(日吉駅~高田町)、日22(日吉駅~サンヴァリエ日吉)、日40(日吉駅東口~高田駅~東山田営業所)の東山田営業所担当の3路線と、日92(日吉駅東口~南綱島住宅~綱島駅)、日93(日吉駅東口~駒岡~綱島駅)、日94(日吉駅東口~越路)の各路線。

東急バス新羽営業所管内の路線図。日吉駅発着の「日21」「日22」「日40」の各系統は東山田営業所のエリアとなるため、薄い線で表示されている(東急バスの路線図ページより)

綱島駅の発着路線は、日92と日93の2系統に加え、綱44・綱45(綱島駅~高田駅前~江田駅)、綱46(綱島駅~道中坂下)、綱47(綱島駅~勝田折返所・新羽営業所)、綱48(綱島駅~道中坂下~勝田折返所)、綱50(綱島駅~東山田駅循環)の高田駅・都筑区方面行6系統

新吉田・四ツ家・新羽方面では、綱71(綱島駅~四ツ家~勝田折返所)、綱72(綱島駅~新横浜駅)、綱73(綱島駅~新羽駅)、綱79(綱島駅~四ツ家~新羽営業所)の4系統が改正の対象となりました。

各路線の港北区内における改正概要は以下の通りです。

日吉駅(西口・東口)の発着路線

▼日21系統日吉駅西口~下田地蔵尊前~新田坂下~下田町五丁目~久末団地~高田町

「日21系統」は日吉駅西口のバス乗場から発車している

日吉駅から新田坂下までは「日22(サンヴァリエ日吉行)」と同じルートを走り、「下田町五丁目」や「久末団地」などを経由して、山本記念病院(都筑区東山田町)前にある「高田町」までを結ぶ路線。

昼間は30分に1本の運転で、1日あたり42~44本(平日)と多くはないことから「運転本数を維持する必要がある」(東山田営業所)として、深夜バスの運休と「土休日ダイヤ」の導入のみを行い、時刻や本数の変更は無し

▼日22系統日吉駅西口~下田地蔵尊前~新田坂下~下田小学校~サンヴァリエ日吉

「日22系統」は平日は1日200往復近く運転されている重要路線

平日は1日あたり200往復近くの運転本数が設定されている周辺屈指の重要路線。下田町内や日吉本町6丁目などと日吉駅の往来に欠かせない存在。

今回の改正で、平日日吉駅発では23時2分発の1本のみを削減。日吉駅発23時~1時台に設定されていた「深夜バス」は運休を継続。サンヴァリエ日吉発は、夜間の22時54分発、23時7分発、23時18分発の3本を削減し、最終便が22時42分発に繰り上げ。土休日ダイヤの運転本数131往復に変更は無し。

▼日40系統日吉駅東口~日吉元石川線入口~北綱島小学校入口~白坂東~高田駅前~高田地域ケアプラザ前~高田消防前~下根住宅前~東山田駅~東山田営業所(※一部は高田駅発着の「日41系統」となる)

「日40系統」と「日41系統(高田駅発着)」は日吉元石川線を経由する貴重な路線だが、運転本数は少ない(「日吉南小学校前」停留所)

日吉元石川線(荏田綱島線)を経由して高田駅と日吉駅を結ぶ貴重な存在も、地下鉄グリーンラインが並行することから乗客が減っており。今年3月1日の改正で平日35~36往復に削減済み。

改正後は平日の日吉駅発20時~22時台の計4本を減らし、高田駅発では平日15時台に減便する一方、16時台に1本増便。20時~22時台にも減便。最終バスは22時15分発から18時9分発に繰り上げ。土休日ダイヤの14往復は変更無し。

▼日92系統日吉駅東口~宮前中町~日大グランド前~南綱島住宅~広町~綱島SST脇~綱島駅

大型マンションと工場が混在する「広町」停留所付近を走る「日92系統」

日吉駅から日吉6丁目や綱島東5丁目などの東側エリアへ“遠回り”しながら綱島駅までを結ぶ路線。綱島東の工場エリアへの通勤だけでなく、日吉・綱島の東側で相次ぐ住宅開発により、日吉駅や綱島駅への往来需要は旺盛。現時点で日吉駅発が平日100本、綱島駅発は同98本を設定。

改正後は、日吉駅発の平日10時・11時、13時~15時の日中時間帯に各時1~2本ずつ減らし、日中(10時~15時)は毎時3本を同じ間隔で運転。また21時~22時にも1~2本減。綱島駅発も同様に平日10時・13時・14時に各時1~2本ずつ減らし、日中(10時~14時)は毎時3本を同じ間隔で運転。22時台も1本減。土休日ダイヤの運転本数(日吉駅発64本・綱島駅発63本)は変更無し。

▼日93系統日吉駅東口~宮前中町~一本橋~江川町~鷹野大橋~駒岡十字路~明治横浜研究所前~菖蒲園前~綱島駅

トレッサ横浜・北棟近くの「明治横浜研究所前」停留所付近を走る「日93系統」

日吉駅から川崎市幸区南加瀬4丁目、鶴見区駒岡を経由し、港北区師岡(トレッサ横浜付近)、樽町大綱橋を経て綱島駅へ至る7キロ弱の路線。矢上川に架かる一本橋近くの「江川町」(南加瀬4丁目)から日吉駅まで市境を越えた利用も目立つ。

「明治横浜研究所前」はトレッサ横浜・北棟の至近で、日吉駅方面からトレッサへの買物客需要も。ただ、平日は1日43~47本、土休日が41~42本と本数はそれほど多くない。なお、明治横浜研究所前~綱島駅間は臨港バス「鶴03系統」(綱島駅~鶴見駅西口)と同じルート・停留所を走る。

今回の改正では、これまで土休日の日中に行われていた「1時間あたり4本」の運行時間帯を無くしたのが特徴。平日の日吉駅発では、10時~14時の日中は毎時2本の運行に変更。土休日は10時~13時と15時~17時は毎時3本の運行(14時台は2本)に。

平日の綱島駅発は9時・11時~14時・18時台が1時間2本、10時・15時~17時・19時台が1時間3本の運行体制に。土休日は9時から13時と15時~17時を毎時3本化(14時台は2本)。

▼日94系統日吉駅東口~宮前中町~一本橋~江川町越路

南加瀬4丁目にある「越路」バス停には、昼間はほとんどバスが来ない

日吉駅と川崎市幸区の南加瀬4丁目を結び、主に朝と夜の通勤・通学時間帯に集中して運行される路線。「越路」停留所はスーパー「いなげや川崎南加瀬店」や「スギドラッグ南加瀬店」の近く。周辺には「マクドナルド川崎南加瀬店」や「コメダ珈琲店川崎南加瀬店」なども。

改正では、平日の日吉駅発で20時と21時台に計2本減、越路発は12時台1本と21時台の2本の計3本を削減し、平日は33往復に。土休日の15往復は変わらず

綱島駅(東口)の発着路線

<高田駅・都筑区方面への6系統>

  • 綱44系統綱島駅道中坂下~大棚~勝田~横浜市歴史博物館前~江田駅
  • 綱45系統綱島駅道中坂下~大棚~勝田~センター南駅江田駅
  • 綱46系統綱島駅道中坂下
  • 綱47系統綱島駅道中坂下~大棚~勝田折返所・新羽営業所
  • 綱48系統綱島駅道中坂下~大棚~勝田折返所
  • 綱50系統綱島駅→東山田駅→道中坂下→綱島駅(東山田駅循環

(いずれの系統も港北区内の「綱島駅~別所~吉田口~高田住宅前~高田駅前~高田地域ケアプラザ前~高田消防前~下根住宅前」間は同じルート・停留所を走る)

高田交差点付近を走る「綱50系統(東山田駅循環)」

6つの系統はすべて、綱島駅から子母口綱島線を通り、高田交差点で日吉元石川線(荏田綱島線)に合流。高田駅前を経由して、高田西1丁目と東山田町の境にある「下根住宅前」へいたるまでは同じルート・停留所を走り、その後に都筑区(東山田駅・勝田・大棚・センター南駅など)や青葉区(江田駅)方面へ向かう。

港北区内では、高田東や綱島西の住宅街から綱島駅までの利用が目立つ。なお、「高田消防前」はホームセンター「島忠ホームズ港北高田店」の至近。

子母口綱島線を走る「綱45系統」

港北区内区間に限定して見ると、改正後は綱島駅発平日71本から67本となり、20時~23時台に1本ずつ削減となったものの、夜間以外に大きな変更は無し。平日23時13分発・道中坂下行の設定が無くなったため、最終便は22時55分発の勝田(かちだ)折返所行に。

土休日も6時から19時台までは大きな変更が無く、20時~22時台に1本ずつ削減。逆方向の綱島駅行では、平日の削減は夜間の1本のみで、土休日は夜間に5本減。

<新吉田・四ツ家・新羽方面の4系統>

  • 綱71系統綱島駅~別所~吉田橋~新田中学前~四ツ家~貝塚~常真寺前~ししがはな~神隠~吉田新田~勝田団地~勝田折返所
  • 綱72系統綱島駅~別所~吉田橋~新田中学前~四ツ家~貝塚~常真寺前~新羽駅~専念寺前~亀甲橋~日産スタジアム前~新横浜駅
  • 綱73系統綱島駅~別所~吉田橋~新田中学前~四ツ家~貝塚~常真寺前~新羽駅
  • 綱79系統綱島駅~別所~吉田橋~新田中学前~四ツ家~貝塚~常真寺前~新羽営業所

綱島駅と新吉田方面を結ぶ4系統は、子母口綱島線の「吉田口」から早渕川に架かる吉田橋を経て「新田中学前」「四ツ家」「貝塚」と経由し、新田地区センター至近の「常真寺前」までは同じルート・停留所を走る。

綱島駅西口を走る「綱71系統」

「綱71系統」は港北区新吉田町の「神隠(かみがくし)」や「吉田新田(よしだしんでん)」を過ぎ、都筑区新栄町の「新栄高校北口」を経て、新吉田町側から「勝田(かちだ)折返所」まで足を延ばす路線。

今回の改正で「綱71系統」は平日の綱島発が17時台2本と22時台の1本を減らし、勝田折返所発も17時台1本と最終便だった23時発の1本の計2本減となり、最終バスは22時28分発に繰り上げ。土休日ダイヤでは綱島発が20時~21時台に各1本減、勝田折返所発は21時台に1本減。

「綱72系統」は日産スタジアム前まで直接アクセスできる貴重な路線でもある

「綱72系統」は新羽駅を経由し、新羽高校の最寄り停留所となる「専念寺前」などを経て、鶴見川に架かる亀甲(かめのこ)橋を渡って対岸の「日産スタジアム前」や、横浜労災病院に近い「鳥山大橋」を経由して新横浜駅にいたる路線。新横浜駅まで行かず、新羽駅で打ち切りとなるのが「綱73系統」で、土休日の夜間に1本のみ設定。

改正後の「綱72系統」は、平日の綱島発21時47分発の1本を削減と若干の時刻修正を実施。土休日は21時台と22時台の2本が削減され、最終バスは21時29分から20時52分に繰り上げ。平日の新横浜発は若干の時刻変更を行い改正前の28本を維持。土休日は20時53分の1本のみ削減。土休日のみの「綱73系統」は綱島駅発22時5分から20時12分に発車時刻を変更。

「綱79系統」は新羽営業所(車庫)からバス車両を出入庫させる役割も担う(「新吉田町」停留所付近)

「綱79系統」は、新羽営業所(車庫)からバス車両を出入庫させる役割も持ちながら、新吉田エリアと綱島駅間の輸送を担う。綱島駅発が平日52本に対し、早朝などに営業運転しながら綱島駅へ“回送”する形となる新羽営業所発は同95本と上下でアンバランスな運転本数。

今回の改正では、平日の綱島駅発を3本増やす一方、休日は7本減。新羽営業所発は平日2本減、土休日は1本減に。

【関連記事】

<東急バス>4/30(木)以降は平日→「土曜ダイヤ」、土曜→「休日ダイヤ」に(2020年4月27日、新型コロナ対応で平日の土曜ダイヤ運行は5月末で終了)

東急バス、日吉~高田~東山田の「日40・41系統」は3月から本数減に(2020年2月13日)

【参考リンク】

【臨時】ダイヤ改正のお知らせ~2020年7月16日(木)より当面の間(東急バス)

日吉駅・日吉駅東口の発着路線一覧(東急バス)

綱島駅・綱島駅入口の発着路線一覧(東急バス)

高田駅・高田駅前の発着路線一覧(東急バス)


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