学校・PTAぐるみでの「最高の50周年事業」を目指した取り組みがスタートしました。
来年2023年4月に創立50周年を迎える横浜市立駒林小学校(日吉本町2)では、PTAによる「50周年実行委員会」が今年4月から立ち上がり、活動を開始。
学校側でも、4年生から6年生までの代表児童で組織された実行委員会が発足し、11月25日(金)には、50周年の「テーマ」や「キャラクター」、「横断幕」の発表会を校内でおこない、子どもたちが自らかかわることでの周年事業をスタート。
横断幕を校舎南側のベランダに掲示し、地域に向けても50周年事業の開始をアピールしています。
また、翌11月26日(土)には、PTAによる実行委員会が主催した「50周年スタートイベント」をおこない、PTA会員と家族、日吉本町西町会(青博孝会長)や日吉台西中学校(日吉本町5)の吹奏楽部、関係者などの招待客らを交えてのステージを、午前と午後の3部制で披露。
2部と3部の間には、今年度発足した同小学校の保護者の会「親路(おやじ)の会」による「紙飛行機大会」も開催され、ステージのみならず、“リアル”に親子が触れ合える催しもおこなわれていました。
記念式典は「来年秋」、記念ソングで“想いを次世代に”
全校児童の思いが詰まっているという50周年のテーマは、「心一つに 未来につなごう 駒林のみんな」に決定。
50周年を祝うキャラクターには、「こまファンズ」が選ばれたという同小学校。
「50周年スタートイベント」内でも、児童による実行委員会が横断幕も含め「スライド映写の動画」を通じて披露し、参加した児童・保護者らへ、50周年事業がスタートしたことを報告していました。
同小学校の西尾武泰校長は、「11月25日の(学校内の)発表会で、子どもたちは『やるぞ』という気持ちになったのではないかと思います。一生懸命、この学校を盛り上げていきたいという地域と保護者の連携も素晴らしい」と語り、来年秋実施の記念式典に向け盛り上げていく“学校長としての責任”を感じているといいます。
PTA会長として2年目、また実行委員長として事業をけん引する平川昌俊さんは、「今回のスタートイベントも、学校でのつながりからプロフェッショナルとして活躍するゲストを招くことができました」と、オペラ歌手の林美智子さん、ピアニストの石野真穂さんや、「サイエンスマジックショー」で大人も子どもも魅了したコメディーマジックコンビ「キャラメルマシーン」さんを招へいできたことを喜びます。
来年秋に予定する記念式典、またその後の卒業式に向けて、「記念ソング」を制作し、卒業しても、ずっと歌い続ける、歌い継ぐことができる“50周年事業”らしい「スクールソング」を作り上げることを目標にしていると語ります。
地元・日吉本町西町会の青会長を実行委員会のオブザーバーとしながら、「IT関連の仕事をしています」という平川さんらしいPTAホームページを通じた日々の情報発信にも、“新時代のPTA”としての大きな注目が集まりそうです。
なお、同小学校では、50周年事業についての取り組みを学校サイトにも掲載。
より分かりやすく、保護者や地域に周年事業についても伝えるための工夫をおこなう「学校」と「PTA」の情報発信力を礎(いしずえ)に、さらに地域と連携した周年事業に発展していくことが望まれます。
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【参考リンク】
・PTA(50周年実行委員会)主催 50周年プレイベント(同)
・駒林小学校50周年記念事業(駒林小学校PTA)
・こうまっこブログ~50周年事業 スタート!(同)※「スタートイベント」当日の様子など