戦争遺跡から歴史を学ぶ伝統イベント、11/29(金)・30(土)に慶應日吉で | 横浜日吉新聞

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今年で27回目となる「横浜・川崎平和のための戦争展2019」(同実行委員会主催)がきょう11月29日(金)から慶應義塾大学日吉キャンパスの「来往舎」で展示が始まり、あす30日(土)は地下壕を地上から見学するツアーやシンポジウムが予定されています。

11月29日(金)・30日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパスの「来往舎」で行われる「横浜・川崎平和のための戦争展2019」の案内チラシ(川崎中原の空襲・戦災を記録する会のFacebookページより)

このイベントは、戦争遺跡を守り続けてきた「日吉台地下壕(ごう)保存の会」をはじめ、「川崎中原の空襲・戦災を記録する会」や「登戸研究所保存の会」、「みやまえ・東部62部隊を語り継ぐ会」の4団体が実行委員会となり、日吉や中原区内などで毎年開催している恒例の戦争展。

今回は、「少年・少女と戦争~戦争遺跡から見えてくるもの」と題し、地下壕などの戦争遺跡を地上から見学する「日吉キャンパスツアー」を30日の10時から実施するほか、文筆家の小川万海子さんによる「ある特別年少兵の生き抜く力」と題した講演会(13時~16時)を予定。

また、11時から12時には、日吉台中学校の演劇部による朗読劇「横浜大空襲と日吉の空襲」と慶應義塾高校の生徒による「戦時下の慶應義塾」と題した研究発表が行われます。

2日間とも9時から17時まで、戦争遺跡の写真パネル・実物資料・市民の描いた戦争の記憶の絵などが展示されます。いずれも入場は無料で事前申込も不要とのことです。

【参考リンク】

慶應義塾大学日吉キャンパスガイド


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