ペットボトルで作ったロケットが空を飛び、子どもたちが夢中になれる瞬間を楽しみませんか。
綱島地区青少年指導員協議会（佐藤康昭会長）は、今月（2023年）9月30日（土）9時30分から12時まで（受付9時、終了時間は予定）、「つなしまペットボトルロケット大会」を綱島小学校（綱島西3）で開催します（小雨決行）。
9月30日（土）9時30分から12時まで行われる「つなしまペットボトルロケット大会」の案内チラシ（主催者提供）
横浜市港北区の青少年指導員協議会が1997（平成9）年から実施してきた「ペットボトルロケット大会」に準じて行われるものとなっており、綱島地区で活動する15人の青少年指導員により企画・実施される予定です。
イベント開催への打ち合わせを行う綱島地区青少年指導員（綱島青指）の皆さん。右から2人目が平井副会長（9月4日、綱島地区センター）
新型コロナ禍の制約を受けて2020年の開催は港北区全体で中止に。翌2021年には「デザイン部門」のみが行われ、昨年2022年は参加者を絞っての縮小開催になったと港北区地域振興課（同協議会事務局）の担当者。
申し込みは地域の各「子ども会」経由、または直接エントリーができるインターネット上での受付ページも新設、より多くの綱島地区の小学生の参加を呼び掛けます（9月25日締切、参加費無料）。
発射台にセットされた「ペットボトルロケット」（2022年9月開催時、主催者提供）
「新型コロナ禍以前は、北綱島小学校（綱島西5）とあわせ、2カ所で開催。それぞれ100人近くが参加するという盛況ぶりでした」と語るのは、青少年指導員として10年以上の経験を積む副会長の平井卓也さん。
「高学年は子どものみの参加も可能ですが、低学年の児童は保護者と一緒に参加してください」と、事前申し込みを行って参加する必要があることについても説明します。
ペットボトルでロケットを自作しての参加も可能だといい、「ペットボトルロケットの作り方はインターネット上でご覧いただけます」とのこと。
参加する当日は、同小学校の多目的ホール内での製作タイムもあるとのことで、「500ミリリットル（ml）のペットボトル（炭酸飲料用）の同じものを3本、牛乳またはジュースの1リットルパック、カッターまたははさみやセロテープと両面テープ、ものさし（30cm）や鉛筆、細いマジックや新聞紙、うわばきを持参してもらえたら」と、当日の持ち物ついても配布チラシ上などで案内しています。
綱島小学校で開催される（2022年9月開催時、主催者提供）
コロナ前は両小学校で100人近くが参加する人気のイベントだったといい、平井さんは、「親子で一緒に工作できる機会であること、水の力で50メートル以上もロケットを飛ばせるシーンに出会えることが魅力です」と、その大会の魅力を語ります。
参加する年齢層については、「小学校3、4年生が多くなっています。自分で作ったロケットを遠くまで飛ばせる感動を、ぜひご家族で、またお友だちとも分かち合ってもらえたら。まだ参加したことがない方の参加を歓迎しています」と、迫力の“打ち上げ”シーンに胸躍る同大会への参加を広く呼び掛けています。
綱島地区青少年指導員協議会のメンバーらが主催者としての運営を行っている（同）
なお、綱島地区の青少年指導員は、春の「綱島公園桜まつり」や「ふれあいハイク」（綱島地区歴史めぐりこどもウォーキング）、「綱島子どもすもう大会」や綱島地区センターでの「お化け大会」、グラウンドゴルフ大会やカラオケ・ネットカフェの見回り、餅つきといった活動を行い、地域の子どもたち（青少年）の「健全育成」を図ることを目的とする活動を行っているとのことです。
【関連記事】
・＜ロケット打ち上げは断念＞港北区でペットボトルのデザイン表彰、全作品をネット公開（新横浜新聞～しんよこ新聞、2022年1月12日）※港北区での開催について。コロナ禍で「打ち上げ」を断念、デザイン部門のみ行われた。「青少年指導員」についても詳細の説明を掲載している
・「綱島子どもすもう大会」は7月29日（土）・30日（日）、2日開催が復活へ（2023年7月24日）
・＜レポート＞200人超が “肝試し”、綱島・大曽根・樽町地区で3年ぶり「お化け大会」（2022年8月23日）
・＜綱島台＞文化財の飯田家住宅、22年ぶりに屋根の茅ふき替えで子どもたちも歓声（2019年2月25日）※綱島地区青少年指導員協議会が開催協力
【参考リンク】
・ペットボトルロケット大会 参加申込書（Googleフォーム）※綱島地区：9月25日（月）締切
・ペットボトルロケット大会（横浜市港北区地域振興課＝港北区青少年指導員協議会事務局）※港北区での募集。綱島地区など13自治会・町内会（連合町内会）の代表が別枠で出場できるしくみとなっている
