綱島の夏の風物詩「子どもすもう大会」が2日間開催となり戻ってきます。
綱島地区連合自治会(佐藤誠三会長)と同実行委員会(同大会会長・小泉誠実行委員長)は、今月(2023年)7月29日(土)と30日(日)に、「第51回綱島子どもすもう大会」を、横浜市立綱島小学校(綱島西3)の相撲場で行います。
昨年(2022年)行われた第50回記念大会では、5年ぶりの開催だったことを受け、1日のみの開催に。
今回は新型コロナ禍前の2017(平成29)年以来となる従来通りの「2日間」開催(2日場所)として復活する予定です。
大会の開催趣旨については、すもう(相撲)における心身の鍛錬(たんれん)や健全育成を図ることのほか、子どもたち同士のふれあいや交流を通じての「友だち作りの促進」、「社会性を養う」ことも掲げています。
また、「地域社会、学校、家庭が一体となり子どもたちを暖かく見守る環境づくりをする」ことも大きな趣旨となっているといいます。
6月初旬から自治会・町内会や綱島地区のスポーツ推進委員や青少年指導員が中心となった実行委員会の会合を開催。
先週末7月22日には、会場となる綱島小学校相撲場での「審判講習会」で大会の公式ルールや行事の勉強会を行うといった準備を進めてきました。
今回も、参加資格は保育・幼稚園児(4歳児・5歳児=年中・年長)、小学生。綱島地区以外でも参加が可能となっています(当日朝の検温で37.5度以上の場合は参加不可)。
事前申込は不要で、まわしも当日レンタルで使用可能(持参不要)。まわしの下にスパッツや衣料の着用が可能となっており、着用はスタッフが対応する計画で、費用も無料で参加できるとのことです。
昨年から新たに導入した受付時間を未就学児と学年ごとにスライドしていく試みを今年も実施する予定です。
今年は、1日目は各学年ごとに「2番勝負」を行った後、その後「3人抜き戦」を実施。
2日目は、小学生以上各学年ごとに「1番勝負」を行い、初日の結果と合わせて3番取り組みの後、順位決定戦を行う計画。
団体戦は2日目に行い、1年生から5・6年生までの成績上位者5人を1チームとし行います。
なお、1日目に負けても2日目にすもうを取ることは可能となっており、1敗のみであれば上位となる可能性もあるとのこと。また、2日目のみの参加も可能ですが、入賞対象となるためには「3番」取らなければならないとのことです。
小学生以上の各学年別に上位4人が表彰され、そのほか、殊勲賞や敢闘賞、技能賞や努力賞の贈呈も予定しています。
観戦は、席を譲り合っての大型テントの利用が可能ですが、土俵のまわりでは役員の誘導により観戦する必要があるとのこと。
体調管理には注意してもらいたいといい、「猛暑が予想されますので、着替えや水分補給、休養といった熱中症対策を各自お願いします。選手のみならず、観戦の方も十分にご注意ください」(主催者)と呼び掛けています。
綱島小学校のみならず、綱島地区の各小学校やエリア内の保育園・幼稚園、各子ども会や商店街、老人クラブなど幅広い地域の人々が協力して行われる今回の「復活開催」。
子どもや大人が世代を越えての“想い出”として心に残る「2日場所」となるよう祈るばかりです。
【関連記事】
・<50回記念>綱島子どもすもう大会は「5年ぶり」実施へ、時差受付でコロナ対策も(2022年7月22日)
・大倉山で4年ぶりに「相撲大会」が復活、申し込みは8月19日(土)まで(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年8月10日)※リンク追記
【参考リンク】
・綱島地区連合自治会サイト ※トップページに「第51回綱島子どもすもう大会」詳細を掲載
・第51回綱島子どもすもう大会(同)※PDFファイル