<東横線でもおなじみ>東京メトロの「旧型車」が4月にひっそり引退 | 横浜日吉新聞

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つい先月ごろまで東横線でもおなじみだった古い電車がひっそり引退していました。東京メトロは副都心線や有楽町線で運行していた「7000系」の営業運転を先月(2022年)4月限りで終えていたことを公表し、感謝スタンプラリーなどを行う計画です。

東横線にもたびたび現れた東京メトロ「7000系」(2019年4月、菊名駅)

この7000系という東京メトロの車両は、1974(昭和49)年から1989(平成元)年までに有楽町線へ順次投入され、2008(平成20)年以降は副都心線にも導入。

2013(平成25)年に副都心線と東横線の相互直通運転が始まってからは、日吉駅や綱島駅などでも利用機会の多い車両となっていました。

新たに導入された新型の東京メトロ「17000系」(2022年3月、妙蓮寺駅付近)

ただ、近年製造された車両と比べて消費電力が高かったり、冷房能力が劣っていたりすることから昨年(2021年)秋ごろから「17000(1万7000)系」と呼ぶ新型車両への置き換えが順次進められていたものです。

東京メトロでは、約48年間にわたる7000系の運行で「長きに渡りご利用いただいたことへの感謝の気持ち」(同社)を込め、同社社員が「ありがとう!7000系 東京メトロスタンプラリー」を来週5月25日(水)から企画。

池袋や飯田橋、有楽町、豊洲の4駅至近の商業施設など4カ所に6月27日(月)まで記念スタンプを設置するほか、7000系をデザインした「東京メトロオリジナル24時間券」の3種類を1セット(1800円)にして販売を行うとのことです。

【関連記事】

副都心線に新型車、東横線など走る“メトロ旧型車”を順次置き換えへ(2021年2月22日)

東急菊名駅で見かける「東武」の車両が40周年、メトロ旧型の次に古参(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年11月9日、東武の古い車両はまだ走っている)

【参考リンク】

ありがとう!7000系~東京メトロスタンプラリー実施&オリジナル24時間券を発売します(東京メトロ、2022年5月19日)


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