地域ぐるみの支援に“理解と熱意”を、10/12(火)日吉で「子育てサポート」説明会 | 横浜日吉新聞

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「地域ぐるみ」の子育て支援の理念を共有できる“担い手”を募集しています。

来週(2021年)10月12日(火)に日吉地区センターでおこなわれる「横浜子育てサポートシステム」出張説明会の案内チラシ(主催者提供)

来週(2021年)10月12日(火)に日吉地区センターでおこなわれる「横浜子育てサポートシステム」出張説明会の案内チラシ(主催者提供)

横浜子育てサポートシステム港北区支部事務局(大倉山3、港北区地域子育て支援拠点どろっぷ内)は、来週(2021年)10月12日(火)10時30分から11時30分まで(受付10時15分より)、「横浜子育てサポートシステム」の出張説明会を、横浜市日吉地区センター(日吉本町1)で開催します。

横浜子育てサポートシステムは、「安心して子育てができるよう、地域ぐるみでの子育て支援や、仕事と育児を両立できる環境を作ることを目的とした会員制の有償のささえあい活動」として2000(平成12)年に南区、港南区など市内南部の6区でモデル実施。

翌2001(平成13)年から横浜市から「横浜市社会福祉協議会」へ委託して以降、港北区も含む全区で展開してきましたが、今年度(2021年)4月からは、横浜市こども青少年局に本部事務局を置き、同局の子育て支援課と各区の支部(地域子育て支援拠点内)で分担しての業務を行っているといいます。

事前予約制で参加できる今回の説明会では、市内在住で、生後57日以上、小学校6年生までの子どもを持つ「利用会員」と、子育て支援に“理解と熱意”があり、“安全”に子どもを預かることができる20歳以上の健康な人を条件とする「提供会員」、利用会員と提供会員の両方を兼ねる「両方会員」の登録が可能とのこと。

港北区では、子どもを預かってもらう「利用会員」が2026人もいるのに対し、子どもを預かる「提供会員」が224人「両方会員」が122人(9月29日現在)と、「提供会員」が圧倒的に少ない状況となっています。

子どもを預かるかは会員間の合意により決定することとなっており、各区支部のコーディネーターが常駐し会員間のコーディネートを実施。

子どもを預かる場所は会員の自宅地域子育て支援拠点などとなっており、預けられる時間は、原則として朝7時から19時までの必要な時間としています。

提供会員が受け取る有償ボランティアとしての「報酬」は、平日(7時~19時)が1人1時間800円、土日祝や年末年始が900円。1時間を超え30分ごとに400円(平日7~19時以外は450円)。

プラウドシティ日吉内「COCOひよし」(箕輪町2)でも毎月説明会が開催されている(港北区地域子育て支援拠点どろっぷのサイトより)

プラウドシティ日吉内「COCOひよし」(箕輪町2)でも毎月説明会が開催されている(港北区地域子育て支援拠点どろっぷのサイトより)

援助活動中の万一の事故に備え、「提供会員用傷害保険」「賠償責任保険」「子ども用傷害保険」「子どもによる加害事故補償(提供会員災害見舞金制度)」「研修会合等障害保険」の5つの保険に加入、事前打合わせ、コーディネーターの区支部との連絡調整時等の事故に備え、「研修・会合傷害保険」にも加入しているとのこと。

いずれもけがなどの事故に対応するもので、病気(突然死を含む)については、補償の対象にはならないとのことです。

提供会員からは、「まさに地域で子育てしている感じ。日頃から利用会員の方から喜ばれとてもやりがいがある」との声も寄せられているといい、子育て世代が多く流入している日吉周辺エリアでの提供会員の存在感はますます大きくなっていきそうです。

説明会当日の参加人数は15人までとなっており、徹底した感染症対策をおこなうとのこと。予約・問い合わせは同支部(電話:045-547-6422、火~土:9~17時)まで。

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【参考リンク】

【子サポ】日吉地区センター 出張説明会開催のお知らせ(港北区地域子育て支援拠点どろっぷ)

【子サポ】COCOひよし 出張説明会開催のお知らせ(同)※10月16日(土)10:30~開催。月1回ペースで開催している

ハマの子育て~横浜子育てサポートシステム(本部事務局~横浜市こども青少年局子育て支援課)


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