人口が急増する「箕輪町の未来」を、初めて語り合うオンライン公募イベントが開催されます。
横浜市港北区の箕輪町1丁目から3丁目を中心とした日吉地域で商業・企業を営む経営者による団体「箕輪町商工会」(文岡広幸会長、事務局:箕輪町3、角屋商事株式会社内)は、人口増加の進む箕輪町の将来を見据えてのオンラインイベント「第1回 箕輪町オンライン経営者フォーラム」を、今月(2021年)5月28日(金)夜の19時から20時30分まで開催。
箕輪町に在住する企業経営者や、事業所が箕輪町にある企業などで働く人を対象とし、現在、参加者を募集しています。
今回、イベントを企画した同商工会前会長で現在は同会の企画担当を務める飯山清志さん(角屋商事株式会社・取締役)は、「新型コロナウィルス感染拡大が止まらない中、皆さん大変ご苦労されていることと思います」との地域内外の事業者への配慮を示しながら、今回のイベント開催について説明します。
いよいよプラウドシティ日吉(箕輪町2)の街の完成も来年(2022年春)に控え、その翌年春(2023年3月)までには東急新横浜線(日吉~新横浜)が開業する予定となっていることもあり、さらなる人口増加が見込まれる箕輪町。
飯山さんは、「急増する人口や、通学路や学校などの過密、保育所不足や介護、道路渋滞といった問題も今後山積していくなかで、企業経営者や働く人々が語らい、事業などの取り組みを通じた今後の“箕輪町の未来”について、まずは話し合う必要があるのではないか、感じています」と、今回の企画を行った理由を熱く語ります。
特に、「現代社会における企業の地域イベントへの参画や、ボランティアなどの地域活動への参加意義、箕輪町における地域社会と企業のかかわり方といった内容について、地域の歴史や特性を踏まえた上で考える機会となれば」と、地域貢献活動へ参加する際のメリット・デメリット、過去から未来へと発展するべき「地域」と「企業」のかかわりといった今後の中、長期的なビジョンの共有といった“成果”を期待しているといいます。
「今後の地域社会の在り方や、新しい地域経済について興味をお持ちの方、新しく箕輪町に転入された個人、そして法人の経営者の皆様のご参加をお待ちしています」と、飯山さんは多く経営者層、そして働く人々のエントリーを呼び掛けています。
なお、同イベントの定員は30人。同会会長宛にメールでの申し込みが必要となっており、「応募可能な方には当日開催時に使用するオンライン会議システム(Zoom)のアドレスをご案内します」とのこと。応募締切は5月21日(金)19時まで。
当日の進行に「パネラー」を選考予定となりますが、「ご参加の皆様にも積極的に発言、質問していただくよう進行を考えたい」(飯山さん)とのことです。
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【参考リンク】
・【参加者募集】「箕輪町オンライン経営者フォーラム」を5/28(金)に開催します(同)※イベント詳細・エントリー方法など