観光、ビジネス、そして子どもたちの教育と、多様な交流の「夢」が広がりそうです。
横浜市港北区箕輪町(みのわちょう=箕輪町)をエリアとする「箕輪町町内会」(小島清会長)と「箕輪町商工会」(文岡広幸会長)の有志は、昨年(2022年)11月15日から16日まで、長野県上伊那郡(かみいなぐん)にある自治体の「箕輪町(みのわまち)」(長野箕輪町)を訪問。
「箕輪町町内会」が2019年10月に初めて同町を訪ねて以来、約3年ぶりとなる交流のひとときを過ごしました。
2019年の初回訪問時には、箕輪町町内会の小島清会長、小泉義行副会長らが、箕輪村役場であたたかく出迎えてくれたという白鳥政徳町長や産業振興課の河手仁さん(当時)と面談。
昨年の訪問時には、同役場で浦野邦衛副町長や企画振興課の山口弘司課長と懇談のひとときを過ごしたといいます。
翌日には、自治体(町村部)に設置された公的団体の長野「箕輪町商工会」ビルや加盟企業も訪問し、事業所や工場を視察するなど、「商工会」目線での“おもてなし”も受けていました。
この訪問時に、日吉・箕輪町側から、今後、町内で開催予定のイベントなどに「長野箕輪町」からの名産品を出店してもらうことや、長いスパンで日吉から長野を訪問するといった交流を促進することで生まれる“未来への夢”を共有していました。
「長野箕輪町」名産品を“日吉”のイベントで販売
今月(2023年)2月15日(水)には、長野「箕輪町商工会」から、高橋敏事務局長や職員の唐澤一美さん、長野県商工会連合会経営支援センター(同商工会内)主任経営支援員の飛澤雄介さんの3人が日吉・箕輪町を初訪問。
昨年11月も長野を訪問した「箕輪町町内会」の小泉副会長、飯山清志街づくり委員長(箕輪町商工会前会長・企画担当)、小島清商工会副会長(小島建設有限会社社長)らが、イベント会場候補地となっているプラウドシティ日吉(箕輪町2)や、児童増で注目を集める横浜市立箕輪小学校(同)をアテンドした後、情報交換や歓談のひとときを過ごしていました。
長野県南部に位置するという「箕輪町」の東側には伊那山地、町の西側には中央アルプスがそびえ、豊かな自然や、米、果物といった農作物にも恵まれている街だといいます。
その一方で、首都圏を中心とした「先進開発型企業」の進出が活発となり、産業分野の先端技術が集結、「ハイテクタウン」へと変貌したといい、“ものづくり”が盛んな土地柄として知られているとのこと。
「長野箕輪町」の総人口は2万4647人、世帯数は1万108世帯(2023年2月1日現在)となっており、2004(平成16)年に2万6000人を超え翌2005(同17)年に最大人口(4月1日時点の年次統計資料)となったものの、以降は増減しながらも、緩やかな減少傾向となっています。
長野「箕輪町商工会」側からは「地元経済・産業の活性化」、日吉・箕輪町側からはプラウドシティ日吉エリアも含めた「地域コミュニティづくり」の一環、そして将来的には現地を定期的に訪問し、子どもや大人が「自然体験」と中心とした長野県らしい実体験をできるような交流スタイルもイメージしているといいます。
夏や秋に向けての「リアル開催」となる日吉・箕輪町でのイベント出店に向け、長野・日吉の両「箕輪町」が対話を重ね、どのような“果実”を得ることができるのかに今後大きな注目が集まりそうです。
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【参考リンク】
・長野県「箕輪町(みのわまち)」からご訪問いただきました(箕輪町商工会)
・長野県箕輪町(ミノワマチ)訪問記(箕輪町HP委員会)※2019年10月の初回訪問時