日吉駅前の“高級住宅街”で14戸の一戸建て分譲計画、冬にも販売へ | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

日吉駅に近い日吉本町1丁目“高級住宅街”と言われているエリアの一画で、14戸の新築分譲を行う計画が進められています。日吉駅前の住宅街でまとまった数の一戸建て分譲はめずらしいだけに、注目を集めそうです。

14戸の宅地造成が行われている日吉本町1丁目の30番地、写真奥の緑の丘は住所が箕輪町3丁目となる(2021年5月10日撮影)

今回、計画が進められているのは、丘を切り拓いた“東急分譲地”と呼ばれる日吉駅前の住宅エリアの“端”に位置し、コーエーテクモホールディングスのジェミニビルや桜井産婦人科などが面する箕輪町寄りの道路を上り切ったところにある一画。木々が生い茂る背後の丘は箕輪町3丁目となっており、普通部通りや、箕輪町を結ぶ通称「八十階段」にも近い場所です。

開発予定の敷地面積は1468平方メートルで、ここ数年は綱島寄りの半分がコインパーキングとして活用されていましたが、隣接地に建っていた住宅が2015(平成27)年に火災で焼失したことから、同地を含めていったん駐車場として使った後、昨年(2020年)秋ごろから宅地の造成工事を行っていました。

開発事業者は三井不動産レジデンシャルとなっている(5月10日)

現地の開発計画標識(看板)によると、1区画あたり100から104平方メートルの敷地に分割し、2階建ての一戸建て住宅14戸を建設する計画としています。

開発事業者となっている三井不動産レジデンシャル株式会社の横浜支店によると、現時点の計画では来月以降に建物の建設を始め、冬ごろには販売を行いたいといいます。

同地は、神奈川県内の「基準地価」ランキングで県内2位の価格となっている「日吉本町1丁目32番地」から至近の「30番地」となっており、まとまった数の新築一戸建てが販売されるケースも少ないことから、価格面を含め注目を集めそうです。

【関連記事】

<基準地価>コロナ禍で宅地価が下落傾向も、綱島西3丁目と西6丁目は堅調(2020年10月1日、最新の基準地価では「日吉本町1丁目32」が県内で2番目に高い価格となっている)

【参考リンク】

三井不動産レジデンシャルが14戸の一戸建て分譲を計画している日吉本町1丁目30番地の場所(グーグルマップ)


カテゴリ別記事一覧