自然や防災学ぶ「水と緑の学校」、WEB展示に北綱島、高田東など9小学校が参加 | 横浜日吉新聞

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今年は区内9小学校「水と緑」についての学びの成果を、インターネット上で閲覧することができます。

港北区内の9小学校がオンライン展示に参加する「港北水と緑の学校」(写真・リンク)。運営はNPO法人鶴見川流域ネットワーキング(綱島西2)が行っている

港北区内の9小学校がオンライン展示に参加する「港北水と緑の学校」(写真・リンク)。運営はNPO法人鶴見川流域ネットワーキング(綱島西2)が行っている

横浜市港北区(大豆戸町、栗田るみ区長)が行う、小学生などを対象とした環境防災学習講座「港北水と緑の学校」について、例年はトレッサ横浜(師岡町)や鶴見川流域センター(小机町)などで実施している展示会を、今年度(2020年度)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、インターネット上で初開催しています。

公開期間は、今月(2021年)3月1日(月)から31日(水)17時までとなっており、授業を実施した学校のうち、北綱島小学校(綱島西5)、新吉田第二小学校(新吉田町)、高田東小学校(高田東2)、新羽小学校(新羽町)、大曽根小学校(大曽根2、準備中)の3年生と、太尾小学校(大倉山7)、大豆戸小学校(大豆戸町)、師岡小学校(師岡町)の4年生、新田小学校放課後キッズクラブ(新吉田町)が参加しています。

高田東小は、はやぶち川(早渕川・早淵川)にいるいろいろな生き物について発表(港北区「水と緑の学校」のサイトより)

高田東小は、はやぶち川(早渕川・早淵川)にいるいろいろな生き物について発表(港北区「水と緑の学校」のサイトより)

環境や防災を学べる講座として、実施を希望する区内の小学校において、鶴見川や身近な公園などを利用して、魚とり虫取り生きもの観察教室への出前授業などを実施しているこの「水と緑の学校」。

特に水辺での実施にあたっては、状況に応じてライフジャケットなどを着用するなど、「子どもたちの安全安心」に配慮して授業を行っているといいます。

北綱島小では、「ハザードマップ」で水害対策の学習も(港北区「水と緑の学校」サイトより)

北綱島小では、「ハザードマップ」で水害対策の学習も(港北区「水と緑の学校」サイトより)

同区役所では、「講座や学校での学習を通してまとめた作品を自宅でも見られる貴重な機会。自分たちの学校のみならず、それぞれの学校がどのように学び、環境や防災について発表しているかも、ぜひ楽しみながらご覧いただければ」と、多くのサイトの閲覧を呼び掛けています。

未来を担う区内の小学生たちが、「足もとの自然に親しんで学び、地域への愛着を深めてもらうための体験型講座」として、これらの学びが、より広く地域全体に広がっていくことが望まれます。

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<コラム流域思考>春爛漫の綱島・鶴見川~憩いの場となった川辺は地域の誇り(2017年4月1日)

【参考リンク】

港北水と緑の学校WEB展示会【実施中】(横浜市港北区)


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