<新型コロナ>港北区の感染者35人、旭区や瀬谷区で集団感染の増加目立つ(5/8時点) | 横浜日吉新聞

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港北区・神奈川区側から見た横浜の街並み

港北区における新型コロナウイルスの感染者数は前週と比べ1人増の35人に踏みとどまっています。横浜市は今月(2020年)5月8日(金)夜に一週間ぶりとなる行政区別の新型コロナウイルス感染者数を公表し、前週と比べ病院内での集団感染が発生している旭区と瀬谷区での感染者増が目立っていました。【2020年5月6日21:00記事公開】【最新の状況はこちらの記事をご覧ください】

横浜市における「新型コロナウイルス」の感染患者数(5月8日時点)(表は徒然呟人さん提供)

大型連休明けの5月6日までの期限だった「緊急事態宣言」が延長され、神奈川県でも外出自粛や休業要請が5月末まで延長されるなか、港北区内での感染者数は前週5月1日(金)の発表時と比べ1人の増加でした。

また、港北区と同様に東京都内への通勤・通学者の多い青葉区は2人増の37人、鶴見区は4人増の33人となり、東京都内へ電車一本でアクセスできる北部3区は、市内18区でも感染者数が多い状況は変わりません。

聖マリアンナ医科大学の「横浜市西部病院」は住所が旭区内だが瀬谷区との区境にあり、最寄り駅は相鉄・三ツ境駅(瀬谷区)となる

一方、区内在住者の感染者数が前週比7人増の45人で横浜市内ワーストとなった旭区は、区内の「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」で集団感染が発生。同病院の発表によると、5月7日現在で患者28人と医師・看護師ら職員25人が陽性判定を受けているといいます。

また、前週比10人増の市内ワースト2位となった瀬谷区も、看護師らを中心とした集団感染が発生した「横浜甦生(こうせい)病院」が区内に位置しており、区境付近の旭区には、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院があります。

5月8日公表時点で市外在住者も含めた市全体の累計感染者数は427人(前週金曜日比54人増)となり、累計死亡者は26人(前週比7人増)に達しました。

5月8日(金)時点、横浜市「区別」の感染者数

)区の人口は2020年4月1日時点。感染者数は4月24日(金)から3週間の推移。右側のカッコ内は前週金曜日と比べた増加数

  • 旭区:45人←38人←20人(人口:245,007)(前週比+7)
  • 瀬谷区:38人←28人←17人(人口:121,783)(前週比+10
  • 青葉区:37人←35人←33人(人口:310,759)(前週比+2)
  • 港北区:35人←34人←29人(人口:354,746)(前週比+1)
  • 鶴見区:33人←29人←25人(人口:293,560)(前週比+4)
  • 泉区:23人←20人←17人(人口:151,879)(前週比+3)
  • 戸塚区:22人←21人←17人(人口:280,717)(前週比+1)
  • 保土ヶ谷区:20人←17人←17人(人口:205,684)(前週比+3)
  • 金沢区:19人←18人←17人(人口:197,598)(前週比+1)
  • 港南区:18人←17人←17人(人口:213,661)(前週比+1)
  • 神奈川区:17人←16人←14人(人口:245,682)(前週比+1)
  • 磯子区:16人←14人←13人(人口:166,471)(前週比+2)
  • 南区:15人←13人←11人(人口:195,947)(前週比+2)
  • 都筑区:14人←13人←10人(人口:213,098)(前週比+1)
  • 中区:14人←9人←9人(人口:150,895)(前週比+5)
  • 緑区:12人←10人←7人(人口:182,646)(前週比+2)
  • 西区:11人←11人←10人(人口:104,413)(前週比0)
  • 栄区:4人←4人←4人(人口:119,225)(前週比0)
  • 市外:34人←26人←14人(前週比+8)

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<新型コロナ感染数>港北区は3人増の38人、集団感染で緑区が急増(5/15時点)(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年5月15日、翌週金曜日の状況)

神奈川県の「緊急事態宣言」は5月末まで延長、外出自粛と休業要請を継続(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年5月6日、緊急事態宣言は継続中)

【参考リンク】

新型コロナウイルス感染症による新たな市内の患者確認について(横浜市、2020年5月8日発表分、426~427例目)

横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市)


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