日吉の和食店「たつ吉」が四半世紀ぶり新店、日本そばの新ジャンル“極太蕎麦”とは

横浜日吉新聞

たつ吉グループとしては約四半世紀ぶりの新店舗となった「半分、たつ吉。」は日本そばの「極太蕎麦(そば)」専門店

法人サポーター会員による提供記事です】日吉駅前で和食店やそば店など3店を展開する「たつ吉」(日吉本町1)は、同グループでは四半世紀ぶりとなる新店舗「半分、たつ吉。」を先月(2018年11月)11日に普通部通り近くでオープンしました。日吉では聞きなれない“極太蕎麦(ごくぶとそば)”という新ジャンルを創り出し、日本そばの新たな可能性を広げていきたい考えです。

「半分、たつ吉。」は、西口バスターミナル近くにある「そば処たつ吉」から派生した新店で、同店で2012年から6年以上にわたって提供していた「肉つけ蕎麦」が根強い人気を集めていたことから、独立店化を模索。同店の至近でラーメン店撤退後の物件が見つかったことも後押しし、たつ吉グループとしては1993年に普通部通りに中華店「龍華」を出店して以来の新店舗となりました。

通常の日本そばより5倍程度太い「極太蕎麦」を専門としている

同店の“つけそば”は、食し方自体は「ざるそば」や「もりそば」と同じですが、醤油を熟成させた「かえし」に4種類のダシやみりん、さらには自家製の「和風ラー油」を加えたスープは、どちらかというとラーメンの「つけ麺」に似た味わい

通常の「そばつゆ」と比べ、太いそばに負けないよう若干濃厚な“つゆ”としています。

その太い麺は、“極太蕎麦”と銘打ち、1ミリから1.5ミリ程度の太さが一般的な日本そばの麺を、一気に6ミリと5倍近くの太さにしたのが特徴で「一般的な日本そばでは味わえない食べごたえとインパクトを重視して毎日打っています」(同店)。

「肉つけ蕎麦」(並800円)は肉やネギ、ノリが山盛りにされ、そばがあまり見えない。生卵や小ライスも付いてくる。辛さが苦手な場合は「ラー油」抜きのスープも可能

”極太蕎麦”の上には、約100グラムの豚ばら肉をはじめ、細ネギや刻みのり、ゴマなどを麺が見えないほどに山盛りにして、「肉つけ蕎麦」(並800円)として提供しています。

この太いそばを使ったメニューとしては、メインである肉つけそばに加え、鴨せいろによく似た「鴨汁つけ蕎麦」(並1050円)と、台湾まぜそば風の「シビ辛まぜそば」(並800円)の計3品を考案。

「鴨汁つけ蕎麦」(並1050円)は温かいとろみの付いたスープが特徴

鴨汁つけ蕎麦」は、約90グラムの鴨肉と太麺に合わせる形で開発したという“とろみ”を付けた温かいスープが特徴的です。

鴨に合う山椒(さんしょう)をアクセントに加えており、「当グループのそば処(どころ)たつ吉で提供している『鴨せいろ』とは、少し趣(おもむ)きが異なる新たな味わいとなっているはずです」(同)。

“日本そばを使った台湾まぜそば”といった雰囲気の「シビ辛まぜそば」(並800円)は、太い蕎麦としびれるような辛さを楽しめる一品、辛さのレベルも選べる

一方、日本そばのメニューとは毛色が少し異なる「シビ辛まぜそば」は、花椒(ホアジャオ=かしょう)と呼ばれる中華料理の山椒を使って辛さを打ち出した一品

太麺の上にはピリっとしびれるような辛さを感じる豚あらびき肉をはじめ、白ネギやノリ、ニラ、フライドガーリック、卵黄などが載り、麺の下に隠れた“かえし”と混ぜて食します。“日本そばを使った台湾まぜそば”といった雰囲気です。

舌が少ししびれるような辛さから「シビ辛」と呼ばれるジャンルの商品として、「日本そばの太麺による“新しいシビ辛”を楽しんでいただくため」(同店)としてメニューに加えたといいます。

和風という印象の強い日本そばに、ラー油など若干の“ジャンク性”肉の山盛りなどのインパクトを加え、「極太蕎麦」というジャンルを打ち出した同店。都心部では、日本そばを使った「肉つけそば」は流行の兆しが見えてきたとはいえ、日吉や綱島エリアでは初といえるめずらしい試みです。

つけ汁(スープ)にも用いられている「和ラー油」(左)と、「シビ辛まぜそば」の味をまろやかに変える「すだち酢」はいずれも独自に開発したという

首都圏有数のラーメン激戦区として知られる日吉で、以前はラーメン店だった場所に出店しただけに、「カウンター席中心の店構えもあってラーメン店と間違って来られる方も多いのですが、“極太蕎麦”の理解者は少しずつ増えており、新ジャンルの日本そばとしてさらに広く認知いただけるよう、味に磨きをかけていきたい」と同店。

和食店として40年超、そば店としても1983(昭和58)年から30年以上の歴史を持つ「たつ吉」が打ち出した日本そばの新ジャンル「極太蕎麦」は、ラーメンの街・日吉で受け入れられるのでしょうか。老舗店の挑戦が始まりました。

【関連記事】

和食の老舗「たつ吉」グループ、創業半世紀へ向け二代目の女将が奮闘中(2018年3月29日)

【参考リンク】

極太蕎麦「半分、たつ吉。」(たつ吉グループ)

たつ吉グループ公式サイト

法人サポーター会員:たつ吉グループ~有限会社河合商事提供)


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