アピタテラス横浜綱島が正式開店、「多頻度来店型」のショッピングセンター目指す

横浜日吉新聞

生活インフラとコミュニティ拠点に――。Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST、綱島東4)にきょう(2018年3月)30日(金)9時に「アピタテラス横浜綱島」が2日間のプレオープン期間を経て、正式にオープンしました。約60の専門店(テナント)と食料品店「アピタフードマーケット」からなる同店は、「多頻度来店型のショッピングセンター」(ユニーの佐古則男社長)を目指した店づくりを行ったといいます。

港北区の横山区長やユニーの佐古社長らがテープカットを行った

同日8時40分ごろから行われたオープニングセレモニーでは、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのメンバーが演奏を披露するとともに、港北区の横山日出夫区長(4月1日から横浜市財政局長)が「地域の生活インフラとして、出会い、交流して笑顔あふれる拠点になってほしい」とあいさつ。

地域を代表して綱島連合自治会の佐藤誠三会長や日吉連合町内会の小島清会長とともに、佐古社長や佐藤欣博(よしひろ)店長らがテープカットを行い、9時の開店と同時に店外で待っていた100人以上が次々と店内に流れ込みました。

ネット通販では実現できないテナントを誘致

開店時間前から待っていた多くの来店客を迎える佐古社長(右)と佐藤店長ら

店内で行った会見で佐古社長は、多頻度来店型の店を目指すとともに、インターネット通販と差別化を図ったショッピングセンターであると説明。

そのため、テナントに生活雑貨の「ニトリエクスプレス」や100円ショップの「キャンドゥ」などを選んだといい、郵便局(4月2日オープン)や貸会議室(1階に5月オープン)も「来店の動機になる」と話しました。

また、2階のクリニックモール(医院や調剤薬局など)をはじめ、「QBハウス」や「イレブンカット」といった理美容テナント、「くまざわ書店」と「スターバックス」による“ブック&カフェ”、ナムコの遊戯施設「あそびパークPLUS(プラス)」などは、「ネットでは実現できない(リアル店ならではの)テナントだ」と述べます。

ドンキ日吉店に「品揃えで対抗していく」

ユニー直営の食料品売場「アピタフードマーケット」は施設の2割を占める規模

3年前に開店準備委員長として赴任以降、日吉や綱島の地域のニーズを探ってきた佐藤店長は、綱島SSTという“スマートタウン”内に立地することや、旧「アピタ日吉店」(箕輪町2)が衣料品も扱う総合スーパーだったこともあり、「(どのような店にしていくか)悩んできた」と振り返り、そのうえで「健康と食とコミュニティという三本柱を考え、ここにしかないものを実現した」と話します。

ただ、アピタテラスでは衣料品類を扱わなかったことから、「下着類などの実用衣料に関しては、取り扱ってほしいとの声もいただいている」といい、今後対応を検討していきたいとのことです。

ユニーはドン・キホーテホールディングスと資本提携を行っているものの、至近にあるドン・キホーテ日吉店については「競合店という意識はある」といい、「価格面では負けるかもしれないが、品ぞろえで対抗していきたい」との考え。佐古社長は「アピタの近くにドンキが出店している地域は幾つかあるが、1店を除いてほとんど影響がなく、客層のすみ分けはできると自信を持っている」と話していました。

プレオープン時は自転車客で駐輪場が満車に

正式オープン日の30日も午前中に一部駐輪場が満車となっていた

同店は今月28日から“プレオープン”として「(運営面での)試験的に」(佐藤店長)店を開け、店舗周辺のみにチラシ約5万部を新聞各紙に折り込んで限定的に告知しました。

プレオープン時の2日間で約3万人が訪れ、なかでも「自転車で来店するお客様が予想以上に多く驚いた」(同)といいます。初日の午前中には1階部分にある約450台分の駐輪場が満車になっています。

同店は3階から5階の屋上部分まで約900台分の駐車場を設けており、土休日は綱島街道と荏田綱島線(日吉元石川線)が交差する北綱島交差点付近の混雑も懸念されていますが、自転車への対応も課題となりそうです。

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【参考リンク】

アピタテラス横浜綱島公式サイト(全テナントを紹介)

ユニーによる「アピタテラス横浜綱島」案内ページ(チラシも公開)


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