アピタテラス綱島が3月末で1周年、「日吉店の時代よりはるかに多い来客」

横浜日吉新聞

今月(2019年3月)30日でオープンから一周年を迎える「アピタテラス横浜綱島」(綱島東4)。箕輪町2丁目にあった旧アピタ日吉店の閉店後、2年以上の時を経て“復活”する形となった同店のこれまでについて、計画段階からかかわっていた佐藤欣博(よしひろ)店長と、テナント担当の北村真副店長に話を聞きました。

佐藤店長(右)と北村副店長

―― GMSと呼ばれる総合スーパーだった旧日吉店時代とは違い、テナントが中心の“多頻度来店型”の店を目指して新設されたアピタテラス横浜綱島ですが、1年間を振り返っての感想を

アピタ日吉店が閉店する前の2015年4月にアピタテラス横浜綱島の開店準備責任者に就任(佐藤店長)しましたが、実際の開店までには時間がかかることになってしまいました。そのためか、オープン後はあっという間に過ぎた気がします。

最初の2~3カ月間は(運営や集客面で)若干厳しい部分もありましたが、現在は平均すると平日で約8000人、土曜や休日はその倍くらいの1万4000人から1万5000人の方に来店いただいています。これは日吉店時代よりはるかに多い数です。

―― 来店者からどのような声が上がっていますか

アピタテラス横浜綱島ではテナント中心の店舗構成となった

開店当初は、GMSだった日吉店時代から利用しているお客様から衣類や家庭用品の品揃えに関しての声が目立ち、当店に対する期待の大きさがひしひしと伝わってきました。

また、自転車で来店する方が非常に多いため、約900台停められる駐車場のうち屋上部分が空いている日も見られます。「屋上を別の形で活用しないのか」といったお声もいただくのですが、駐車場として行政へ届け出を行っているため、すぐには別の目的では使えないという事情があります。今後は考えていきたいと思います。

―― 客層に特徴はありますか

小さなお子様を連れた方が想定以上に多いです。そのため、児童書を揃えた「くまざわ書店」やアミューズメント施設の「あそびパークPLUS」、写真スタジオの「スタジオアリス」、フードコートの「マクドナルド」(いずれも2階)といったテナントが人気ですね。

―― 開店から1年が経過し、テナントの閉店(1階「おめで鯛焼き・たこ焼き」=3月末まで)や、ネットスーパー用受取ロッカー(街受ロッカー)の終了(1階=3月25日)といった動きが出ています

さまざまな事情により、テナントの入れ替わりは生じることになります。なかには期間を決めたうえで出店いただくケースもあります。

ネットスーパー用の「街受ロッカー」は、ユニーグループで実験的な位置付けとして当店に置いてみたのですが、利用者が少なく、撤収せざるを得ない状況でした。

―― 火曜日と金曜日の定例特売や、土・休日の店内イベント開催、通信アプリ「LINE」を使った店舗情報の発信など、アピタテラス独自の取り組みは上手くいっていますか

火曜日と金曜日は専門店街を含めセールが行われている

火・金曜日の特売は開店間もない頃から実施していたのですが、定着するまでに時間がかかりました。現在は浸透しつつあり、ありがたいことに盛況となっています。

イベントは大規模なものも企画したいのですが、店内には多くの方が集まれるような場所がないため、これまでのように、小さなお子さん向けの小規模イベントを数多く行っていきます。

昨年5月下旬に始めたLINEでの情報発信は、3月現在で5300人の方に登録いただくようになりました。

―― 店内には、比較的安価で借りられる時間貸しの「会議室」やシニア向けの「港北区生きがい就労支援スポット」などを設けた経緯は

横浜市からの要望があり、地域貢献施設として設けたものです。1階の会議室は、周辺地域に住む方の非営利利用に限られますが、多くの皆さんにご利用いただいています。

「ドン・キホーテ日吉店」はアピタテラスの至近にある

―― 運営会社の「ユニー」は、ドン・キホーテを運営する「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、旧ドンキホーテホールディングス)の傘下となりました。至近に同じグループの「ドン・キホーテ(ドンキ)日吉店」(箕輪町2)があるので、今後両店がどうなるのかに注目が集まっています

今年初めからユニーはPPIHの傘下となり、ユニーの一部店舗ではドンキとのダブルネーム化する取り組みも行われていますが、当店(アピタテラス)は、これまで通りの体制でまったく変化はありません

当店のお客様を見ていますと、ドンキの袋を下げていたり、「しまむら」さん(アピタテラス近くに綱島東店を置く衣料品チェーン)の商品を持っていたりする方をよく見かけますので、ドンキ日吉店などの周辺店舗は、集客面でプラス効果を生んでいるという印象を受けます。(グループ内で)共存できると思っています。

―― 2年目はどのような目標を持っていますか

大きな目標を掲げるよりも、3年間は足元を固めるための期間と考えています。まだ開店から1年経ったばかりですので、2年目もこれまでの延長として運営していきます。

―― ありがとうございました

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【参考リンク】

アピタテラス横浜綱島の公式サイト


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