横浜市はこのほど、市が所有する約1460の公共建築物に関する耐震対策の状況を発表しました。このなかから、日吉・綱島・高田の防災拠点(避難所)となる小学校の体育館や校舎について、古い建物の耐震対策状況をまとめました。学校によっては、建築から40年を超えるような建物となっているケースも多く、既に市が耐震診断や耐震対策を行っていますが、周辺に住んでいたり、子どもを通わせたりする住民としては、古い建物であるとの認識を持っておくことは重要です。
以下、小学校と中学校ごとに創立が古い順に並べたリストを公開します。また、耐震対策が行われた公共施設も掲載しました。このリストに掲載されていない校舎は、1981年(昭和56年)6月以降に建てられた「新耐震基準」の建物であるため、基本的に耐震診断自体が行われていません。
日吉・綱島・高田の防災拠点(避難所)となる小・中学校
耐震対策が行われた古い体育館や校舎リスト
建物名称(竣工年度)構造・階数・延床面積、
RC=鉄筋コンクリート造り、S=鉄骨造り
※小・中学校・公共施設ごとに創立時期の古い順に掲載
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※これ以外の校舎・公共施設は「新耐震基準」の建築物であるため、耐震診断は行われていない
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【参考リンク】
・横浜市が所有する公共建築物耐震性能リスト(PDF、2016年4月更新版)