【法人サポーター会員による提供記事です】アピタ内クリニックで「検体検査機器」を総入れ替え、さらなる“検査体制の充実”を目指す取り組みを行っています。
綱島街道沿いの北綱島交差点にあるアピタテラス横浜綱島(綱島東4)2階の「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」(源河朝広院長)では、今月(2024年)2月1日と2日に院内検査室の「検体検査機器」の総入れ替えを実施。
診療の効率化と検査精度の向上、そして検査時間のさらなる時間短縮を目指しての新たな試みとして行っています。
新たに導入したのは「BIOLIS(ビオリス)30i」と「AIA-CL1200」、「GASTAT-Pro(ガスタットプロ)」、「Coagu Chek(コアグチェック)XS system」、そして「US-1200」の5つの機器。
血液生化学検査を行う「BIOLIS」を導入する以前は、一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれる「LDLコレステロール」について、中性脂肪などを用いた間接法で測定していました。
そのため、中性脂肪が明らかに高い場合にLDL値の変動が見られましたが、「今回からLDLの直接測定が可能になり、食事による影響が少なくなりました。そのため、医師の判断で、患者さんによっては空腹での来院が不要になり、食後採血での対応が可能となりました」と同院の中口裕達(なかぐちひろたつ)医師。
また、新機種「AIA-CL1200」の導入で、「甲状腺や副腎皮質ホルモンなどの内分泌項目の検査時間短縮を行うとともに、一部は外部委託でなく、院内での測定が可能になりました」と、院内での検査項目が増えたことでの検査体制の拡充により、より迅速な診断・治療につなげていきたいとの意気込みを語ります。
また、「GASTAT-Pro」の導入により、血液ガス分析にも対応が可能になったといい、「心不全や糖尿病の状況が良くない方などの重症判断が可能になりました」と、中口医師は、機器の導入メリットについて説明を行っていました。
中口医師は、「当院では大学病院並みの検査機器を取り揃えており、即日検査結果が出ることで、迅速な判断につながるような体制を整えています。採血後、最短で25分前後、長いもので50分前後で結果が出ます」と、検査室の取り組みとしても検査機器のメンテナンスの実施により、検査機器の精度管理を行っていると語ります。
今回の機器の総入れ替えでも「より高度で質の高い医療の提供につながるよう日々努めています。多くの通院患者さんにも当院の取り組みを知っていただき、理解してもらえれば」と、医師、検査技師や看護師、事務スタッフも含めたチーム医療での診療体制の強化につなげていきたい考えです。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
(※)記事の掲載内容については、直接「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」にお問い合わせください
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【参考リンク】
・ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島のサイト(医療法人社団 慧心メディカル)
・当院の検査機器(同)
(法人サポーター会員:ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島~医療法人社団 慧心メディカル 提供)