アピタ内クリニックが新機器を導入、「数値目標」目指す治療も呼び掛け | 横浜日吉新聞

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法人サポーター会員による提供記事です】アピタ内クリニック新しい検査機器を導入。「数値目標」を意識した治療を呼び掛けます。

2018(平成30)年4月に開院し5年目に突入した「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」は完全予約制での診療をおこなっている

2018(平成30)年4月に開院し5年目に突入した「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」は完全予約制での診療をおこなっている

2018(平成30)年4月開院、東急東横線綱島駅と日吉駅の間、綱島街道沿いの北綱島交差点に位置する「アピタテラス横浜綱島」(綱島東4)内「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」(綱島東4)では、循環器内科(心臓病)・生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病)の専門医療に特化したクリニックとしての診療をおこなっています。

来院患者の増加にともない専門医としての完全予約制での受付をおこなっているほか、今年(2022年)2月以降は土曜日午前の診療を生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病)の患者に特化するといった診療体制の変更にも取り組んできました。

リフォーム工事をおこなった検査室。源河院長がかつて留学した「ニューヨーク」の街並みの懐かしい写真も

リフォーム工事をおこなった検査室。源河院長がかつて留学した「ニューヨーク」の街並みの懐かしい写真も

先月4月7日には、白血球やヘモグロビン、血小板などの検査に用いる「血球分析装置(Sysmex XN-330)」を新たに導入。

「多く来院いただいていることで、現在使用している診療所向けの機器では対応しきれなくなり、中規模病院などで使用される新しい機器を導入しました。これまで検査ができなかった白血球の細かな分類ができるようになり、高機能かつ高精度な測定が可能となりました」と、同院を運営する医療法人社団慧心(けいしん)メディカル理事長・源河朝広院長は、機器を導入した経緯について説明します。

白血球やヘモグロビン、血小板などの検査に用いる血球分析装置(Sysmex XN-330)を新たに導入しより細かな血液検査が可能となった

白血球やヘモグロビン、血小板などの検査に用いる血球分析装置(Sysmex XN-330)を新たに導入しより細かな血液検査が可能となった

また、多く来院患者の診察をおこなうなか、「数値目標を意識した診療体制を徹底したいという思いもあります」と源河院長。

特に受診が多い高血圧症や脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病の治療にあたり、「それぞれの疾病に、治療目標となる数値があります。これらの数値目標は、多くの世界的な大規模研究をもとに設定され、各種ガイドライン(後述)に明記されています」とのこと。

数値目標を目指す治療をおこなうことで、「これらの疾病によって引き起こされる脳卒中狭心症心筋梗塞などの重大な病気が予防できることをしっかりと理解していただければ」(源河院長)と、日々の治療にあたり、“数値目標”を意識することの大切さを、来院患者一人ひとりに伝えているといいます。

日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」(2019年)の数値に基づき目標設定をおこなっている

日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」(2019年)の数値に基づき目標設定をおこなっている

特に、さまざまな重大な病気を引き起こしかねない、動脈硬化を悪化させる大きな原因の一つとなる「高血圧」については、日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」(2019年)など最新の研究に基づく数値目標に基づき、検査や診察をおこなった上で治療方針を決定。生活習慣の改善も含めた治療をおこなっています。

「脂質異常症」については、日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」(2017年)、「糖尿病」については、日本糖尿病学会米国糖尿病学会の「ガイドライン最新版」に準拠しての診察をそれぞれおこなっているとのこと。

源河院長は、「ただ漫然と薬を飲み続ければ治療ができるとは限りません。まずは最新のガイドラインによる数値目標といった治療方法を確認いただき、お近くの専門医にご相談をいただければ」と、高血圧症や脂質異常症、糖尿病治療における“数値目標”を意識しての受診を広く呼び掛けています。

日吉駅と日吉本町駅、高田駅に案内看板を初設置

これまで同院公式サイト上での詳細な症状や治療方法についての説明や、サイトのリニューアル完全予約制の移行医師の増員による診療体制の強化にも取り組んできた「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」。

東急東横線の日吉駅には3月3日から「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」の看板が設置されている

東急東横線の日吉駅には3月3日から「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」の看板が設置されている

地元の鉄道駅をご利用の皆さんにも、当院の取り組みをより知ってもらえたら」(源河院長)と、東急東横線日吉駅の下り(綱島・菊名・横浜駅方面)ホーム側と、横浜市営地下鉄グリーンライン日吉本町駅高田駅の上り(日吉方面)ホーム側にそれぞれ同院の紹介を目的とした案内看板を今年3月から設置しています。

来院患者の中にも、まだインターネットを使用していない年代層も一部あることもあり、「口コミや紹介で当院に来院いただくケースや、専門的な診療を目的として遠方から来院されることも増えています」と、幅広いエリアからの来院を受け入れながらも、地域に密着しながら同院の運営をおこなっていきたいと語る院長の源河さん。

医療現場を取り巻く環境も新型コロナ禍といった社会情勢の変化もあり、常に変化を遂げているなか、新しいチャレンジを続ける同院の取り組みは、多く地域の人々を励ますことにつながりそうです。

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アピタ内クリニックが3周年、IT活用で電子カルテ刷新やテレワーク導入も(2021年5月18日)※法人化やIT活用についてなど

NY留学や離島での経験も、綱島・日吉の将来見据えアピタテラスに新クリニック(2018年6月13日)※開院時の記事

【参考リンク】

ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島のサイト(医療法人社団 慧心メディカル)※トップページで「血球分析装置(Sysmex XN-330)」の新規導入についても紹介

診療案内 – 対象とする症状・検査異常・病気に関して(同)

当院の検査機器(同)

法人サポーター会員:ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島~医療法人社団 慧心メディカル 提供)


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