港北区から瀬谷区、泉区まで東急新横浜線と相鉄線沿線の7つの区役所が共同で“花みどりスポット”を凝縮した冊子を初めて制作しました。
今月(2024年)2月22日にPDF版が公開された冊子「相鉄・東急新横浜線沿線 花みどりスポット」は、瀬谷区が会場となる「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」を盛り上げようと7区が花や緑を楽しめる場所をそれぞれ紹介し、1冊にまとめたものです。
A5判24ページの同冊子は、東急新横浜線(日吉・新綱島・新横浜)と相鉄線(本線・いずみ野線・新横浜線)の沿線7区にある33のスポットを紹介。
神奈川区・西区の「横浜・平沼橋エリア」から保土ケ谷区の「保土ケ谷エリア」、旭区の「鶴ヶ峰(里山ガーデンエリア)」など7つのエリアに分けて掲載しています。
たとえば、港北区内では「新綱島・日吉エリア」として、大小200のプランターが置かれた綱島駅西口の商店街や、日吉駅前(慶應大学側)にある横20メートルの大花壇など4カ所を取り上げます。
新横浜は隣駅の羽沢横浜国大とともに「羽沢横浜国大・新横浜エリア」とし、自然の多い横浜国立大学キャンパス内(保土ヶ谷区)や、新横浜駅前の「F・マリノス通り」と「スタジアム通り」に設置された花壇や街路樹を紹介しました。
冊子内には「横浜イングリッシュガーデン」(西区)や「三ツ沢公園」(神奈川区)、「よこはま動物園ズーラシア」(旭区)といった横浜市民がよく知る著名施設をカバーする一方、それほど大きくない公園や散歩道など、地元以外には広く知られていないスポットも取り上げます。
区役所目線によるそうした“地域の名所紹介”も見どころで、行楽時だけでなく、身近な散歩時などにも楽しめるようになっているのが特徴です。
7区の若手職員が中心になって制作したという今回の冊子。3年後となる2027年春に控える国際園芸博覧会を地域から盛り上げるためにも、まずは子どもとの外出や散策時に身近な花や緑に親しんでほしいとの思いも込められているようです。
PDF版の冊子を市のサイト上で先行公開するほか、3月7日以降は1万4000部を印刷して7区の区役所や子育て支援施設、横浜市内の相鉄線と東急新横浜線の各駅で順次配布が予定されています。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
【関連記事】
・【前年記事】渓谷や大型公園など自然スポット巡り、新横浜線で行く「ウオーキング」初企画(2023年10月25日、昨年はこうした広域イベントも)
【参考リンク】
・GREEN×EXPO 2027に向けて会場沿線7区が作成!「相鉄・東急新横浜線沿線 花みどりスポット」を発行します(2024年2月22日、西区区政推進課=今回の冊子は西区役所が取りまとめを行っている)
・PDF版「相鉄・東急新横浜線沿線 花みどりスポット」(PDF=26.1MB)