新綱島駅へ移動する8系統の「バス時刻表」発表、市営13系統は削減へ | 横浜日吉新聞

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新綱島駅へのバス乗場移転でもっとも変化するのは市営の「13系統」です。

今月(2023年)12月23日(土)新綱島駅のバス乗場が開設されるにあたり、綱島駅から乗場を移す8系統の時刻表と改正内容が東急バス、臨港バス(川崎鶴見臨港バス)、横浜市交通局の3社局から発表されました。

綱島街道を走る8つの系統が12月23日(土)から移る新綱島駅バス乗場の位置図(綱島駅東口周辺開発事務所「綱島駅東口周辺まちづくりニュース」第12号より)

新綱島駅へバス乗場が移る8つの系統では、東急バスの「日92」(新綱島駅~南綱島住宅~日吉駅東口)と「日93」(新綱島駅~駒岡~日吉駅東口)、「日81」(新綱島駅~北綱島~日吉駅東口)、臨港バスの川51」(新綱島駅~末吉橋~川崎駅西口)は現在の発着時刻を維持したままで乗場のみを移動。

東急バスの駒岡・日吉駅方面行の系統と臨港バス、横浜市営バスは綱島駅前から乗降できなくなる(イメージ)

臨港バスの「鶴03」(新綱島駅~樽町~鶴見駅西口)は時刻変更や最終バスの繰り下げなどを行い、「綱23」系統(新綱島駅~トレッサ横浜~新横浜駅)と横浜市営の「59」系統(新綱島駅~浦島丘~横浜駅西口)も時刻変更を実施します。

もっとも変化が大きいのが市営「13」系統(新綱島駅[綱島駅入口]~末吉橋~鶴見駅前)で、綱島街道上に新設するバス停「綱島駅入口」を片道(綱島方面行)のみ終点とするほか、運行本数の削減も行われます。

13系統のみ到着が「綱島駅入口」、出発は「新綱島駅」と変則的になる(横浜市交通局の案内ページより)

13系統は昨年(2022年)4月に鶴見区駒岡の「一の瀬」(イオン駒岡店前)までだった便を綱島駅まで延長運転する形で増便していましたが、「樽町(樽野谷)から綱島駅までの区間は臨港バスが並走しているうえ、歩いて駅まで行く人も多いのか乗客は増えなかった」(関係者)といいます。

そのため、平日日中に1時間あたり4本程度運行しているダイヤを見直し、新綱島駅発の運行本数は1時間あたり2本から3本程度に減らされることになりました。

綱74(町内会館)が空いた乗場へ移る

なお、新綱島駅への乗場移転にともない、3社局ともに他の路線でも改正を予定しており、東急バスでは「綱79」(綱島駅~四ツ家~新羽営業所)と「日91」(日吉駅東口~綱島東四丁目~日吉駅東口)で運行回数や運行時刻を変更。

新吉田東の町内会館前を経由して新羽駅を結ぶ「綱74」系統の乗場が移る(2023年9月撮影)

綱島駅では「綱74」(綱島駅~町内会館前~新羽駅)の乗場が「1のりば」から「5のりば」へ変わります

また、臨港バスでは「鶴02」(新横浜駅前~トレッサ横浜~鶴見駅西口)などで、市営バスでも鶴見駅前と横浜駅西口を発着する2系統で時刻や運行本数の変更が行われる予定です。

新綱島駅が発着となる8系統の「時刻表」

リンク先は2023年12月13日現在

【関連記事】

<新綱島駅>縦断道路の開通は12月22日(金)、タクシー乗り場も新設へ(2023年12月18日)※リンク追記

東急の日吉行、臨港・市営は「新綱島」駅発に、12月23日からバス乗場を新設(2023年11月20日)

<市バス春ダイヤ改正>「綱島~樽町」間は増便に、新綱島駅の開業を視野(2022年3月18日、結局13系統は減便となってしまった)

【参考リンク】

東急バス「【日92・93・81、綱74】系統のりば変更およびダイヤ改正のお知らせ~2023年12月23日(土)実施」(綱79と日91の改正についても)

臨港バス「新綱島駅乗入れに伴うダイヤ改正について」(他路線の改正についても)

横浜市営バス「令和5年12月23日実施 市営バスダイヤ改正について」(他2路線の改正についても)


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